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久保田聡子のモデルは2人で久米愛と中田正子？虎に翼で小林涼子が演じる！

ドラマ
2024.04.11

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NHK朝ドラ「虎に翼」のヒロイン猪爪寅子の先輩で女子部のリーダー的存在の小林涼子さん演じる久保田聡子【くぼたさとこ】のモデルは誰？久保田聡子のモデルは2人で三淵嘉子さんと一緒に女性初の弁護士になった久米愛さん？中田正子さん？史実からご紹介です。

目次

久保田聡子とは？虎に翼の女子部一期生のリーダーで男言葉が話題！

虎に翼とは

「虎に翼」は第110作目となるNHK連続テレビ小説。ヒロインの猪爪寅子を伊藤沙莉さんが演じます。

日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、三淵嘉子さんの実話に基づくオリジナルストーリー。

困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描いた作品です。

ヒロインの寅子は女学校を卒業間近に母親から結婚相手を探すべく、お見合いをさせられていたものの、このまま結婚することに疑問を感じ・・・そんな時に大学で出会った穂高教授に法律家に向いていると明律大学女子部法科に入学することをすすめられた寅子。

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母親をどうにか説得して、明律大学女子部法科に入ることになります。

久保田聡子とは？女子部一期生のリーダーで男言葉が話題！

ヒロインの寅子が入学した明律大学女子部法科では様々な同期生と出会います。

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そんな中、出会った先輩が久保田聡子（くぼたさとこ）です。

久保田聡子（くぼた　さとこ）：小林涼子

寅子の先輩となる女子部一期生のリーダー的な存在。率直な話し方でとっつきにくそうだが、後輩の面倒見は良い。

引用元　NHK

久保田聡子は可愛らしいお顔とは逆に、男っぽい話し方をします。山田よねのように、とがってはいませんが(;^^）

とてもしっかりした女性というのが伝わってきて、なかなかの人気キャラとなっていますね。

久保田聡子の今後はどうなる？ネタバレは？

久保田聡子のモデルは誰なのか？そのヒントとなる、判明している今後のネタバレをご紹介です。

久保田聡子の今後のネタバレです！

1934年。寅子（伊藤沙莉）は明律大学女子部の2年生になり、同期は20人まで減り、3つあったクラスも1つになりました。

一期上で3年生になったのは、久保田聡子（小林涼子）と中山千春（安藤輪子）のみ。女性が大学に通うということは、それだけ大変だということでしょう。

新入生も減り、女子部の存続すら危ぶまれる状態に・・・。

「明律祭」が始まり、女子部の2年と3年で法廷劇をやることになりました。

女子部宣伝の絶好のチャンスなので、みんな真剣に取り組みます。

演目は実際にあった判例を元にした「毒まんじゅう事件」。脚本は涼子（桜井ユキ）が担当することになりました。

こんな裁判です。

医学生だった乙と恋に落ちた女給の甲。彼女は乙に資金援助を続けましたが、医師になった乙から結婚はできないと言われます。

甲は防虫剤入りの毒まんじゅうを作り、乙一家の殺害を企て、乙の祖父が死亡。

甲は殺人及び殺人未遂の罪で懲役8年を言い渡されました。

女子部存続のため、よね（土居志央梨）も参加することになり、喜ぶ寅子。

ですが出来上がった脚本に、「甘い」とダメ出しをするよね。

「あたしはアンタらと違って本気で世の中を変えたいんだ」と言うよねに、寅子は「人の本気に上も下もない」と反論し、言い合いになってしまいます。

明律祭当日にはよねも参加して、法廷劇が始まりました。

ところが女子部を見下している男子生徒たちからヤジが飛び、女子部と男子学生たちの乱闘が始まり、劇は中止になってしまいます。

この騒動は新聞沙汰にもなり、学長（久保酎吉）からも注意を受けてしまいました。

久保田聡子はその後明律大学女子部を卒業し、法学部に進学します。

弁護士法が改正され、女性も弁護士になれる時代になりました。

1937年。寅子は法学部最終学年になります。わかってるネタバレでは、ここまで久保田聡子は出てきません。

恐らく法学部を卒業し、働きながら高等試験を受験するのだと思われます。

寅子は初めて高等試験を受けましたが、筆記試験で不合格に。久保田聡子は合格し、寅子の同期では花岡（岩田剛典）と、男子学生の稲垣だけ。

その後の口述試験で、男子2人は合格しましたが、久保田聡子は落ちてしまいました。

1938年、法学部を卒業した寅子は、雲野六郎（塚地武雅）の法律事務所で、働きながらまた試験を目指します。

この年の試験では、寅子と優三（仲野太賀）、よね、轟（ 戸塚純貴）、中山が筆記試験に合格。

そして口述試験には、寅子のほか久保田聡子、中山、轟も合格しました。

女性の合格は新聞にも取り上げられ、女子部の志願者も急増します。

1940年、修習期間を終えついに弁護士になった寅子たち。久保田聡子は女性弁護士として、初めて法廷に立ちました！

裁判後、久保田が結婚し妊娠していると知り、傍聴していた寅子、よね、轟は驚きます。

1942年。寅子の先輩、久保田聡子と中山が、家庭と仕事の両立に疲れ果て、弁護士をやめると言います。

ふたりの意思を引き継ぐ覚悟をした寅子ですが、寅子も優三と結婚し妊娠中。

周りからも退職を、という無言の圧力を感じた寅子は、辞職願を出すしかありませんでした。

久保田聡子について、わかっているのはここまでです。このまま弁護士を辞め、家庭に入ったと思われます。

「虎に翼」で初の女性弁護士になったのは、寅子と1学期上の久保田聡子、そして中山千春の3人。

では寅子のモデル、三淵嘉子さんと一緒に初の女性弁護士になった、中田正子さん、もしくは久米愛さんなのでしょうか？

久保田聡子のモデルは2人で久米愛か中田正子？

久保田聡子のモデルは誰？2人なの？

NHK連続テレビ小説「虎に翼」久保田聡子は、ヒロイン寅子の一期上となる女子部の一期生です。

凛としていて男っぽい話し方をしますが、威圧的ではなく女子部のリーダー的な存在です。

ネタバレですから「虎に翼」で日本で女性初の弁護士になるのは3人。

ヒロインの寅子と、一期上の先輩、久保田聡子と中山千春です。

久保田聡子は女性で初めて法廷に立ちますが、その後家庭との両立に苦しみ、弁護士を辞めてしまいます。

史実で三淵嘉子さんとともに、日本初の女性弁護士になられた、お2人の女性がモデルに近いと思います。

さて、どちらが久保田聡子のモデルなのでしょうか！以降で詳しく史実を見ていきます！

久米愛とは？

久米愛さんは寅子のモデル、三淵嘉子さんより3歳年上となる1911年生まれ。

大阪出身。津田英語塾で英語を学び、もうすぐ女性も弁護士になれると知り、明治大学専門部女子部に入学されました。

当時女性は結婚して、子どもを育てるのがあたりまえ、と思われていた時代ですが、久米愛さんは自由主義、個人主義の持ち主。

婚約者に「一人ぼっちでもなお、自分を捧げられる仕事がほしい」という手紙を送っています。

久米愛さんは高等試験に合格した、1938年にご結婚され、3人の子どもを授かります。

ですが戦争に夫をとられ、子連れで強制疎開。戦後は4歳の長男を亡くしています。

三淵嘉子さんとはとても仲が良く、ずっと家族ぐるみのお付き合いをされていました。

三淵嘉子さんは久米愛さんのことをこう語っておられます。

「久米愛さんは付き合えば付き合うほど、素晴らしい人。わたしは終始尊敬し、心の底から好きでした」

周りの評判も「飾り気がなく、明るく誠実な人柄」と大変いいもので、女性法律家のトップとして、とても注目されていたそうです。

久米愛さんは1946年に明治大学短期大学教授に就任。1969年まで務められました。

婦人使節団の一人として、アメリカ各地を視察し、女性の地位を向上させるための決意をします。

帰国後はアメリカなどの諸外国からも女性法律家を招き、国際婦人法律家会議を開催され、講演会の開催やパーティー、日光の観光などもされたそうです。

その後女性法曹たちと、現在の「日本女性法律家協会」を設立。副会長は三淵嘉子さんが務め、久米愛さんはお亡くなりになるまでの、26年間会長を務められました。

1959年以降は、政府代表として海外に行くことが多くなり、国連総会の第3委員会では、議論の中心となり、諸外国からの質問に答えられました。

また、久米愛さんは婦人運動のリーダーとしてもご活躍され、婦選会館理事を務めます。

婦人運動家で政治家だった市川房枝さんにも、ご協力されています。

このように国内外で素晴らしいご活躍をされた久米愛さん。家庭では料理上手で、家事も手際よくこなし、子どもを愛しとても家庭を大事にされたそうです。

久米愛さんは1976年、65歳でお亡くなりになりました。

中田正子とは？

中田正子さんは久米愛さんより1歳上、三淵嘉子さんより4歳上の1910年生まれです。

憲兵少佐で、シェークスピアを原語で読むほど勉強家だった、父親の影響を受けて育った中田正子さん。

女子師範附属小学校、東京府立第二高等女学校を経て、女子経済専門学校へと進学します。

女学校時代にはバスケの選手としてご活躍され、登山も楽しむスポーツウーマン。

いろいろな民放学者から学び、特に法学者の我妻栄さんから影響を受け、法律に興味をもつようになりました。

1931年に日本大学法文学部へ選科生として入学され、卒業後に米自大学専門部女子部に編入学します。

1935年に卒業され、そのまま法学部へ進学。1937年に高等試験筆記試験で合格しますが、口述試験で不合格に。

このときは「女性だから落とされた」という噂があったようです。

翌年に三淵嘉子さん、久米愛さんと3人が高等試験に合格。当時は新聞でも大きく扱われ、祝賀会や座談会など、3人で行動することが多かったといいます。

この年に、東亜研究所勤務の中田吉雄さんとご結婚。

合格した3人は丸の内の一流法律事務所で、１年半修習を受け、毎日のようにランチを楽しまれたそうです。

1940年、30歳のときに正式に弁護士になり、東京の弁護士事務所に入ります。

ですが夫の病気療養のため、1945年に夫の実家である鳥取に移住。

1950年ころから鳥取市内で「中田正子法律事務所」を開業し、吉雄さんは1947年に鳥取県議会議員に当選。

1950年に衆議院議員となり、多くを東京で過ごすようになります。

中田正子さんは3人の子どもを育てながら、弁護士の仕事も続け、議員と妻としてもその役割をしっかりとこなしたそうです。

戦後は男女平等が宣言されたことにより、婦人会の集まりなどで講演するようになり、女性初の鳥取県弁護士会会長などを歴任。

その後も62年に亘、弁護士活動を続けられました。

中田正子さんは1974年、心不全のため91歳でお亡くなりになりました。

久米愛との共通点と違う点とは？

久米愛さんは婦人運動のリーダー的存在でした。久保田聡子も女子部のリーダー的な存在。

合理的な判断をし、まやかしを許さない厳しさもあったといわれているので、人物像は久保田聡子に似ていますね。

「虎に翼」で久保田聡子は、仕事と家庭の両立が難しく、弁護士を辞めています。

久米愛さんは弁護士も家庭も見事に両立し、忙しい日々を送られました。

これから久保田聡子が再登場するかどうかわかりませんが、これから婦人運動のリーダーとして登場すれば、久米愛さんがモデルに近い、といえそうです。

中田正子との共通点と違う点

1937年の高等試験で、筆記試験に合格するも、口述試験で不合格になったのは、まったく同じです。

「虎に翼」久保田聡子は弁護士を辞めましたが、中田正子さんは62年間に渡り、弁護士を続けられました。

久保田聡子がこのあと、別の地域で弁護士として復活したなら、中田正子さんはモデルに近くなります。

ということで、久米愛さんも中田正子さんも「虎に翼」久保田聡子の直接的なモデルではありません。

おふたりの要素が少しずつ入っているのかな？と個人的に想像しています。

虎に翼で久保田聡子役のキャストは小林涼子！

そんな気になる人気キャラクター久保田聡子役を演じているキャスト女優の小林涼子さんについてご紹介です。

プロフィール

小林　涼子（こばやし　りょうこ）

生年月日：1989年11月8日
出身地：東京都
血液型：O型

引用元：公式サイト

小林涼子さんは現在、年齢は34歳の女優さんです。

4歳で子役デビューし、12歳の頃にはファッション誌「ニコラ」の専属モデルとして活動。

同時期には、ドラマ「一番大切な人は誰ですか?」で宮沢りえさん演じる主人公の前妻・中町東子の娘役を演じ、注目を集めました！

以降、ドラマ「砂時計」や「魔王」、「サムライ・ハイスクール」、「山田くんと7人の魔女」、「主婦カツ」、映画「HINOKIO」、「子ぎつねヘレン」、「仮面ライダー THE FIRST」など数多くの作品に、ヒロインから脇役まで幅広い役柄で出演。

嵐の 大野智さんが主演したドラマ「魔王」ではヒロイン役でした。

最近では、YouTubeの開設や、障がい者や高齢者らが農業を通じて活躍する取り組み「農福連携」を掲げた株式会社AGRIKO（アグリコ）を設立し、女優と農業の二足のわらじで活躍しています。

出演作品

女優業以外でも大忙しの小林さんですが、2023年にはなんと8本のドラマに出演！！

TBS火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」では、山田涼介さん演じる新田東郷と森永悠希さん演じるハチの高校時代からの友人・岡田小夜を演じました。

中村倫也さん主演の「ハヤブサ消防団」では、主人公の実家のアルバムの写真に載っていた謎の女性・山原展子を演じました。

菊池風磨さん主演の「ゼイチョー〜「払えない」にはワケがある〜」では4話にゲスト出演し、税金を滞納するプロサッカー選手・小田倉翔馬（柿澤勇人）の妻・涼花を演じました。

12月に日テレで3週連続放送予定の松本穂香さん主演ドラマ「自転しながら公転する」では、主人公・都の地元の親友・小島そよか役で出演します！

さらに、目黒蓮さん主演の映画「わたしの幸せな結婚」では、今田美桜さん演じるヒロイン・美世の数少ない味方で斎森家の元使用人・花を演じました。

まとめ

桂場等一郎のモデルは誰？虎に翼で松山ケンイチ演じる裁判官は実在の石田和外？

NHK朝ドラ「虎に翼」に登場している、小林涼子さんが演じる久保田聡子のモデルについて考察してみました！

結果、久保田聡子に直接的なモデルはいないと思われます。

久保田聡子は、同期の中山千春、1期下の寅子と共に女性で初めて高等試験に合格し、のちに3人そろって弁護士になります。

寅子のモデル、三淵嘉子さんと一緒に、女性初の弁護士になられたのが、久米愛さんと中田正子さん。

三淵嘉子さんは1935年に明治大学法学部に入学。中田正子さんも法学部に入学したのは1935年なので、お二人は同期です。

久米愛さんがいつ法学部に入学されたのかは、わかりませんでした。

三淵嘉子さんたちが高等試験に合格したあと、3人で一緒にいることが多かったのですが、「虎に翼」ではそのような描写は今のところありません。

久保田聡子は弁護士になりますが、家庭との両立が厳しいため、弁護士を辞めることになります。

久米愛さんも中田正子さんも、子育てや家庭を両立させながら、生涯をかけていろいろな活動をされた人物。

おふたりとも久保田聡子に当たらずとも遠からずでした。

弁護士を辞めたあと、久保田聡子がまた再登場し、政治家の夫を支えつつ、弁護士に復帰したなら中田正子さんに。

婦人運動のリーダーとなり、国を代表して海外にいくようなら、久米愛さんが近くなりますね。

久保田聡子の再登場は、あるのでしょうか！

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