持続化給付金の入金までの時間日数は?遅い人と早い人で差?

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コロナウイルスの感染拡大防止のために、様々な業種で休業要請を受けたり、要請は受けてなくても外出自粛の影響で、大幅に売上が減少してしまった企業がたくさんあります。

営業努力だけでは、どうにもならないので、国の政策として「持続化給付金」が設置されました。

100万から200万円の支給と困っている事業者にとっては嬉しい給付金だと思います。

持続化給付金は原則web申請となっていて、申請してから入金まではどのくらい日数がかかるのでしょうか?

入金までの日数が早い人と、遅い人がいるのでしょうか?

ツイッターの声などから入金までの日数について調べました。

目次

持続化給付金の入金までの時間日数は?遅いの?早いの?

持続化給付金不備メール後入金された人は?赤枠が消える?

まずは、持続化給付金の振込件数と申請件数を見てみましょう。

新型コロナウイルスによる急な減収で、当座の資金繰りに悩む事業者を救う切り札とされる国の「持続化給付金」。1日に申請の受け付けが始まり、件数はすでに70万件を超えたが、振り込み済みは約2万7千件にとどまる(11日現在)。

引用元:https://www.asahi.com/articles/ASN5F73BNN53PTIL00X.html

 

梶山弘志経済産業相は2日の閣議後会見で、新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが半減した中小・小規模事業者向けに実施している「持続化給付金」について、「本日までに(累計)100万件を支払う」ことを明らかにした。申込件数は1日時点で累計150万件以上になっており、このうち、3分の2に給付を終えることになる。

引用元:https://www.netdenjd.com/articles/-/233268

【振込件数(累計)と申請件数】5月8日(金)  2万4000件
5月11日(月)  2万7000件
5月14日(木)  8万件
5月15日(金)13万件
5月21日(金)40万件
6月2日(火)100万件

6月8日(月)120万件

ちなみに総申請件数は
6月8日時点で180万件以上と公表されています。

このあと、国会答弁で安倍首相が「120万件振込済み」と言っていたのをTVニュースで見ました。

持続化給付金の公式サイトを見ると

Q2
申請後、どれくらいで給付されますか

A
申請内容に不備等が無ければ2週間程度で、申請された銀行口座に振込を行います。
なお、確認が終了した際には、給付通知(不支給の場合には不支給通知)を発送させていただきます。通知が到着した際には内容をご確認ください。

引用元:https://main-faq.jizokuka-kyufu.jp/jk-faq03

不備がなければ、申請から2週間程度で振込とあります。

では、実際にどのくらいの日数で振込まれているのか、ツイッターの報告を見てみました。

5月に申請した人は2週間程度かかっていましたが、入金までの日数がだんだん早くなっていることがわかります。

6月に申請した人は、不備がなければ1週間程度で入金となり、不備があっても2週間以内に入金となっているようです。

ちなみに、振込を指定した銀行がネット銀行でなくても、PCやスマホで残高を確認できる銀行がたくさんあります。

銀行によって手続きに違いがありそうですが、手続きをして置けば、暑い中何度も通帳記入しに銀行へ行く手間が省けますよ。

 

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持続化給付金の入金までの時間日数は?5月1日組が異様に遅い?

持続化給付金5月1日申請でまだ入金振込されてない現状?

上記を読むと「持続化給付金はきちんと機能しているんだ」と感じると思いますが、6月申請した人ですでに入金となっている人がいる一方で、5月1日に申請したにもかかわらず、入金が遅い、まだ入金になっていない人がたくさんいるのです。

5月1日に申請して、不備があって入金が遅くなってしまうのであれば、ある程度仕方ないと思いますが、なんの連絡もなく、放置されている人もいます。特例を使用している、特殊な職種であったとしても、審査に1か月以上もかかるのは、遅すぎます。

ちなみにブログにいただいた、コメントでも、振り込みはされましたが、どうしてここまで遅かったのか?きちんとした説明が欲しいという声も。

確かに説明もなく、2週間という目途を説明していながら、1か月、それ以上待たされて振込されたとしても、それで、終了というのは納得いかないですね。

ツイッターでは、ずいぶん前から入金が遅い、順番通りに入金手続きが行われていないと話題になっていましたが、ようやく最近になって、テレビで取り上げられたり、国会で追及されるようになりました。

中小企業などに最大二百万円を支給する「持続化給付金」には、給付が遅いとの声が相次いだ。事務作業を受託した一般社団法人サービスデザイン推進協議会が、同法人の設立に関わった電通に再委託するなど不透明な執行体制も問題になっている。

引用元:https://www.tokyo-np.co.jp/article/33734

個人事業主などでつくるフリーランス協会が持続化給付金について今月5日にインターネット上でアンケート調査を行ったところ、回答があった219人のうち、85%がすでに給付金を受け取っていました。

申請から支給までにかかった日数は平均で16.5日でした。

早い場合では4日で支給された一方、最も遅い場合では1か月を超えていたということです。

政府は、申請から支給までの目安を2週間としていますが、アンケートでは「予想より早く振り込まれた」という声がある一方、「書類に不備があるという連絡までおよそ3週間かかった」とか「申請後、何の通知もない」という指摘も寄せられているということです。

引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200608/k10012462821000.html

ようやく、持続化給付金の入金が遅いことが報じられるようになりました。しかし、具体的な対策が発表されていません。

事業主はその事業のことを考えるべきであって、持続化給付金に振り回されるのはおかしいです。ちっとも持続を可能にできる給付金になっていませんね。

 

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持続化給付金の入金までの時間日数は不備やミスがあると遅くなるから注意

持続化給付金は申請を確定すると、申請者本人であっても訂正が出来ない仕組みです。

不備があった場合、修正指示のメールが届き、マイページから修正が出来る仕組みになっています。

つまり、

申請→審査→振込手続き

というステップが

申請→審査→不備発覚→修正指示メール→修正して再申請→再審査→振込手続き

となってしまうので、どうしても入金までに時間がかかってしまいます。

最近は「軽微な不備は事務局で訂正し、それ以外を修正メールで連絡する」ことになったようですが、不備があると入金が遅れてしまうこともあるので注意が必要で、なんならプリントアウトしてチェックしてから、申請を確定することをお勧めします。

テレビでは「何度も不備メールが届くが、どこが不備なのかわからず、申請窓口に行って相談したが、「ここはweb申請のできない人のための窓口であって、不備に対応は出来ない」と言われてしまい、途方に暮れている」の報道もありました。

 

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持続化給付金に驚きの疑惑も

持続化給付金は入金が遅い、電話も繋がらない、問い合わせても明確な答えが貰えないなど、様々な問題があるのに、そのうえ、給付金の業務の委託先である「サービスデザイン推進協議会」に対して疑惑の目が向けられています。

持続化給付金は、コロナ禍で打撃を受けた中小企業などに、5月8日から振り込みが始まった。経産省の公式ツイッターによると、6月1日までに150万件を上回る申請があり、これまでに100万件超の事業者に総額約1兆3400億円の給付金が届いたという。

この支給業務は、政府から一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」(東京)に769億円で委託された後、749億円で広告大手の電通に再委託された。

このため、一部野党やメディアは、(1)差額の20億円が“幽霊法人”の同協議会に「中抜き」された疑惑がある(2)委託先を選ぶ入札で、参加した2社で「A評価」だった別の会社ではなく、「C評価」の同協議会が選ばれたのはおかしい(3)政府が電通に直接委託していれば税金を節約できた-などと追及している。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a6a0cb9cb5259960ae43abadbd11c8e227e57517

新型コロナウイルス感染拡大の影響で売上が半減した中小企業などを支援する「持続化給付金」事業について、経済産業省から委託された一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」と再委託先の電通が8日、都内で記者会見した。

同協議会は2016年に電通、トランスコスモス、パソナの3社が設立した。会見には協議会と電通から2人ずつ出席したが、協議会を代表した共同代表理事・大久保裕一氏、業務執行理事・平川健司氏はともに電通出身で、全ての会見者が電通社員かOBという顔ぶれだった。

同協議会設立に経産省が関わったのではないかとの一部報道について質問が出ると、平川氏は「報道されているようなことは全くない」と断言。定款のプロパティが経産省の「情報システム厚生課」となっていると報じられた点についても「ネット上にあるひな型を参照して定款などを書いた。今回初めてプロパティがあると認識した」と述べ、重ねて経産省の関与を否定した。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8bc391d75901a7e991bc62c0c49b81816cbd2dde

経済産業省が給付金の業務を直接行えず、民間の企業などに委託するのはよくあることだと考えられます。ですが、税金を使って業務を委託するのですから、疑惑があっては困りますね。

コロナウイルスのどさくさに紛れて、「モリカケ問題」「桜を見る会」「黒川検事長の麻雀賭博問題」など、様々な問題がうやむやになっているように思います。

持続化給付金の委託に関して疑惑は解明しなくてはなりませんが、申請してからずっと待たされている人もいる問題をすり替えるのは許されないと思います。

まずは、事業者が事業を持続できるようにすることが先決です。

まとめ

持続化給付金は申請してから入金までのスピードが速くなりました。6月に申請した人はだいたい1週間程度で入金となっているようです。

しかし、5月1日に申請したにもかかわらず、いまだに何の連絡もない人もいます。事業の存続ができなくなってしまった人も多数いるので、一刻も早い支給を求められています。

また、持続化給付金の事業を委託された「サービスデザイン推進協議会」に疑惑があるのでは?と言われています。まずは給付を早くし、同時に疑惑を解明して欲しいと思います。

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