朝ドラ【虎に翼】の意味とは?タイトルの由来は強い女?

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伊藤沙莉さん主演の朝ドラ「虎に翼(とらにつばさ)」は女性で初めて裁判所長を務めた三淵嘉子さんをモデルにしたドラマですがタイトルの意味や由来とは?「虎に翼」との意味とは?またタイトルの由来、またロゴとメインビジュアルの想いについてもご紹介です。

目次

朝ドラ【虎に翼】の意味とは?中国の思想家の言葉!

朝ドラ「虎に翼」とは?

NHK連続テレビ小説「虎に翼」は、第110作目となる朝ドラで、日本で女性として初めて、裁判所長になられた三淵嘉子(みぶちよしこ)さんをモデルにした、オリジナル作品です。

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日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。

困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描いた作品です。

三淵嘉子さんをモデルにしたヒロイン、猪爪寅子(いのつめともこ)を演じるのは伊藤沙莉(いとうさいり)さん!

ほかに石田ゆり子さん、岡部たかしさん、仲野太賀さん、岩田剛典さん、松山ケンイチさん、小林薫さんなどがご出演されます。

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「虎に翼」の意味とは?鬼に金棒!

タイトル「虎に翼」とは、中国の法家・思想家の韓非子(かんぴし)の言葉で、強い力を持つものに、さらに強い力が加わる、といった「鬼に金棒」と同じような意味です。

以降で由来についてもご紹介しますが、力強いイメージのタイトルになっています。

韓非子とは

韓非(かんぴ)は中国の戦国時代末期の思想家で、韓非子は、「韓非先生」という意味になるそうです。

また韓非による、春秋戦国時代の思想の集大成といえる書物「韓非子」があります。

貴族の子弟として生まれ、吃音でありましたが書物を作るのが上手だったそうです。

あまりの才能を嫉妬され、無実の罪で投獄され、自殺に追い込まれるという、波乱の人生を送られました。

朝ドラ【虎に翼】の由来は強い女?ロゴとメインビジュアルに込められた思いも!

タイトル「虎に翼」の由来は強い女?

朝ドラ「虎に翼」というタイトルには、「強い上にもさらに強さが加わる」という本来の意味が、そのまま込められています。

虎という恐ろしいものに、翼を与えたら大変なことになる、という意味です。

ヒロインの名前「寅子」にちなんだものかな?とも思います。

また脚本家の吉田恵里香さんが「気の強い女性」を描くということを、いつも脚本を書く上で大切にしていると、取材で語られていたので、そんな思いも入っているのでは?と思います。

またヒロインの寅子はモデルの三淵嘉子さんよりも、少々気が強い女性として描かれているそうです。

この「虎に翼」と言うタイトルについて、怖すぎるという意見もあったそうです。

確かにちょっと朝ドラとしては硬いというか、女性のヒロインには適さないような気が、個人的にもしています(;^^)

ですがヒロインの猪爪寅子は、五黄の寅年(大正3年生まれ)であり、運気の強い女性という設定。

モデルである三淵嘉子さんが、まさにこの年に生まれた運気の強い女性だったのです。

そんなヒロインの強さが、イメージできるタイトルの由来となりました。

ロゴ

ロゴはグラフィックデザイナーの三宅瑠人さんと、岡崎由佳さんが担当されました。

漢字の強いイメージとは逆に、ロゴは上品で繊細な書体を使い、可愛らしい草花で囲われていますね。

このロゴには、弱き人たちに寄り添い続けた、ヒロイン寅子たち当時の女性への尊敬の意味が込められています。

ドラマの時代となる昭和初期から中期の、小説や映画台本の表紙などから、いろいろとリサーチをして制作されました。

見た感じレトロっぽくはないですよね~。それにはこんな工夫があったのです。

縦横比を工夫し、細部をすっきりさせてカーブをしなやかにすることで、少し現代的な字体に仕上げました。

 

ガイドブックより

そしてこの書体は、寅子のキャラクターも表現しているとのこと。

寅子は繊細でよく考え、凛とした佇まいのなかに、繊細さを持ち合わせているイメージです。

書体の色をオレンジにしたのは、寅子の明るさや温かさ、動物の虎のイメージから選びました。

確かに書体や色を変えると、繊細で優しいイメージになりましたね♪

文字を囲んでいる草花は、唐草模様からヒントを得たそうです。

寅子のモデル三淵嘉子さんは、庶民の方々への共感を忘れず、常に思い続けていた人物。

そのイメージから豪華な花ではなく、身近な草花が12種類あしらわれました。

メインビジュアル

美しい法廷服と、凛々しい表情の寅子が映ったメインビジュアル♪いつも自分の足で立ち、頑張る女性を表現しています。

この黒い法服は昔のデザインを参考に、アレンジしたオリジナル!カッコいいですよね(≧∇≦)

刺繍に見える白い細かな模様は、実は三宅さんによるイラスト!写真の上から描かれたとか!

そのイラストは、三淵嘉子さんにちなんだものとして、台所に立つお母さんの後姿や、家の応接セットなどのほか、寅子が出会う人々を象徴するものなどが散りばめられました。

ぜひ服の模様にも注目してみてください!

ヘアメイクは、見方によっていろんな年齢に見えるよう、工夫されたそうです。

【虎に翼】と同じタイトルが漢字の朝ドラはヒットする?視聴率は?

【虎に翼】と同じタイトルが漢字の過去の朝ドラとは?

これまでのNHK連続テレビ小説で、タイトルが「漢字 ひらがな 漢字」の3文字だったのは「虎に翼」も含めると4作品。

なかでも一番古いのが、なと第1作目の「娘と私」です!

「娘と私」は1961年4月3日 – 1962年3月30日に放送され、主人公は北沢彪さん、男性が主人公でした。

このときは1回の放送が20分、毎週月曜日から金曜日まで、全部で250回放送されています。視聴率は不明です。

次が1986年後期で放送された「都の風」。朝ドラ37作目の作品。

ヒロインは加納みゆきさんが演じました。その後はあまり女優活動はされていないようです。

京都の老舗問屋に生まれたヒロインが、家を飛び出し夫の実家の旅館で働く、という物語でした。

平均視聴率は44.9%で、この時代としては普通の数字です。今では考えられないですね~。

漢字のタイトルの視聴率は低い?

次が2012年後期の夏菜さん主演「純と愛」。

遊川和彦さんの脚本によるオリジナルストーリーで、沖縄出身のヒロインが大阪で働き、のちの夫とともに夢に向かっていく姿を描いた作品。

「ちむどんどん」を思い出しますね。

お相手役は風間俊介さん。平均視聴率は20.2%と、この時代にしてはほんの少し低めでした(;^^)

「エール」を最後に「おちょやん」以降、20%を下回っている朝ドラの視聴率。

「ブギウギ」も20%を超えることはないようです。

「虎に翼」で、起死回生できるのでしょうか!

さてそれでは、朝ドラのタイトルで漢字が使われた、タイトルがどうなのか2010年以降を調べてみました。

2010前 ゲゲゲの女房 23.6%
2012前 梅ちゃん先生 24.9%
2012後 純と愛 20.2%
2014前 花子とアン 25.9%
2015後 あさが来た 27.2%
2016前 とと姉ちゃん 25.9%
2018前 半分、青い。 24.5%
2022後 舞いあがれ! 16.9%

以上8作品でした。漢字のついたタイトルは、特に視聴率に影響はないようですが・・・「舞いあがれ!」は過去最低の視聴率となってしまいました。

「虎に翼」はどんな朝ドラになるのでしょうか!伊藤沙莉さんが主演ということで、個人的にかなり期待していますが、みなさんはいかがでしょうか。

まとめ

2024年4月1日から始まる、新朝ドラ「虎に翼」!この「虎に翼」とは、中国の法家・思想家の韓非子の言葉で、「強い上にもさらに強さが加わる」という意味です。

「鬼に金棒」と同じような意味で、五黄の寅年生まれという、強い運を持って生まれたヒロインを表しています。

漢字で見ると少し怖く感じますが、ヒロインのモデルで日本初の女性裁判長となった、三淵嘉子さんのお人柄のように、とても優しく繊細なロゴになりました。

「虎に翼」のように「漢字 ひらがな 漢字」3文字の朝ドラのタイトルは、これまでに「純と愛」「都の風」「娘と私」の3作品のみ。

タイトルとしては、これまでにはあまりないものだといえますね。

三淵嘉子さんをモデルにした「虎に翼」!ヒロインは伊藤沙莉さんが演じます。

どんなオープニングになるのでしょうか!どうぞお楽しみに♪

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