君が心をくれたから最終回ネタバレ結末は太陽が死亡で小説と同じ!ハッピーエンドなの?

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永野芽郁さん、山田裕貴さん出演のフジテレビ月9ドラマ「君が心をくれたから」は長崎が舞台のラブストーリーですが最終回ネタバレ結末とは?「君が心をくれたから」あらすじネタバレ最終回結末までご紹介。衝撃のラストは太陽の死?

目次

君が心をくれたから最終回ネタバレ結末!小説と同じ太陽が死亡で雨の五感が戻る!

ついに最終回を迎えるドラマ「君が心をくれたから」。

桜まつりの夜、逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)が作った最初で最後の花火を見ることができなかった。視覚を失うタイムリミットに間に合わなかったのだ。それに気付いた太陽は、悔しさを堪えきれずに嗚咽する。そんな太陽に、雨は「十年間願い続けた夢を叶えてくれて、本当に本当に、ありがとう」と伝えて笑顔を見せたーーー。

日付が変わる午前0時。五感のうち残された最後のひとつ「聴覚」が失われるまでのタイムリミットが表示される。それは1週間後の3月31日午後4時だった。日下(斎藤工)からそれを教えられた雨は、線香花火の勝負で勝ったから、と言って太陽にひとつ頼み事をする。桜まつりからの帰り道、太陽は、「雨の心を支える言葉を伝えるよ」と約束していた。雨は、聴覚がなくなるとき最後に聴くのはその言葉がいい、と太陽に頼むと、それまでの間ふたりでたくさん笑おうと約束する。

君が心をくれたから 日下(斎藤工)、朝野太陽(山田裕貴)
雨と太陽は、長崎孔子廟や眼鏡橋を訪れたり、もう一度観覧車に乗ったりして幸せな時を過ごす。その間も、雨に伝える言葉を考え続ける太陽。そして3月31日、雨が最後に行きたいと言ったのは、ふたりが出会った場所だった。春陽(出口夏希)にメイクをしてもらった雨は、太陽と一緒に長崎県立長崎高校を訪れるが……。

引用元:公式サイト

10話では、なんと太陽の作った花火を見ることができないまま、目が見えなくなってしまった雨。

どこまでの不幸っぷりを描くドラマなのでしょうか(^^;

一体どんな結末になるのか?

以降では、最終回の予想をしていますが個人的にはバッドエンド予想だったのですが・・・

プロデューサーが、取材で「最終回はハッピーエンド」になると、答えていたので、その言葉を信じて、2人には少しでも幸せになってほしいところです。

《いま雨ちゃん(永野)が触覚まで失っている状況で、残りが視覚と聴覚になります。(中略)二人の恋や人間関係にも注目していただきたいですし、最後にどんなハッピーエンドが待っているのかも楽しみにしていただければと思います》

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/91fb0295ebc9ffc5f7d3e59265eb94a6fb5d0fbf

予告の「奇跡」とは?本当に2人で2人ともハッピーエンドになるのでしょうか?

聴覚を失う・別れまで一緒に過ごす雨と太陽

聴覚を失うまで、2人で泣きそうになりながらも、楽しい時間を過ごします。

そして耳が聞こえなくなるまであと1時間という時、雨は太陽に笑顔で「会いに来ないで、私のこと、二度と思い出さないで、これが私の最後のお願い」と告げます。

もちろん、泣きながら拒絶する太陽。

「これでおしまい、私たちの恋は、今日でこれでおしまい。約束ね。さようなら、太陽くん。」というのでした。

そして・・・とうとう聴覚を失ってしまった雨。

太陽が声をかけても、触れても、何も反応がありません。

雨の時計を見ると、電源が切れたように光が消えていました。

太陽の最後の言葉を聞かないまま五感を失う雨

雨を抱きしめて「なんで!なんで!!」泣き崩れる太陽。

実は・・・本当は15時に聴覚を失うはずだった雨ですが、太陽には16時と嘘の時間を告げていたのでした。

雨は太陽が言葉をくれると言っていたけれど、言葉を聞いたら辛くなるからという雨でした。

落ち込む太陽の元にやってきた案内人の日下(斎藤工)は「奇跡はまだ終わっていません」というのでした。

そして・・・次のシーンで雨がベッドで目を覚まします。

最後の奇跡は太陽の死だった!

鳥のさえずりが聞こえます。「どうして??」とつぶやく雨。

雨は自宅の階段を下りて下に向かいます。冷蔵庫のジュースを飲むと味がします。

自宅にやってきたのは、望田。

望田「戻ったんだね。五感。」

雨「どういうことですか?太陽くんは?」

望田「どうか落ち着いて聞いてほしい。太陽くんは、亡くなったんだ。」

雨は喪服で太陽の葬儀に出ます。

太陽は急性心不全で亡くなっていて、呆然としている家族たち。

太陽の死の前のシーン。

太陽は望月、父親、妹を集めて、これから自分が死ぬこと、そしてそのことで雨の五感が戻ることを伝えます。

そして妹のハルヒには母親からの伝言を伝えます。「家族を守ろうとする強い人になってよかった」と。

そして太陽はハルヒに最後の頼みを聞いてほしいと言います。

そして、ハルヒから太陽の手紙を受け取った雨。雨は手紙に書いてあった通り、シンディに呪文をかけます。

すると太陽が死ぬ前に録音していた音声が流れます。

そして日下に「奇跡はまだ、終わっていない。先ほど、天から最後の言葉を預かりました。奇跡とは与えられた奇跡に対して君たちが何を思い、どんな選択をするか見つめるために存在する。相原雨は心を捧げる選択をした。次は君の番だ。彼女が差し出したその心を受け取るか否か」と。

もし受け取れば、天寿を全うできる。しかし断れた、翌午前0時命を落とし、雨の心は彼女の元に戻る。以上」

「どうする?太陽くん。」

太陽は「もっと早く死んでいたのに、猶予を、雨と生きる時間をくれた。それに俺はもう、じゅうぶん、もらったから。返します。雨に心。」というのでした。

雨は太陽の報告を泣きながら聞いていました。

「俺、全然後悔していないよ。だから雨、お願いだから泣かないで。俺は笑ってる雨が好きだよ。大好きだよ。ありがとう、雨。あの日、俺の傘に入ってくれて。今日まで一緒に生きてくれて。ありがとう」

「約束しよう。未来の約束。雨、一人前のパティシエになってね。たくさんの人を幸せにする。雨ならできる。絶対できるよ。それでいつか君の夢が叶ったら、天国の雨を降らそう。ありったけの心を込めて。その時、あの傘をさしてくれたら、うれしいな。だから・・・もう一度、約束。」

雨は笑顔で太陽と約束をするのでした。

太陽の花火をみて生きる決意をする雨

その後、太陽の墓参りで「天国にいる大切な人を呼ぶ」と太陽が言っていた爆竹を鳴らす雨。

そして雨は太陽の父親から「太陽の花火を見せたい」と呼び出されます。

さくら祭りの時に予備で同じものを作っていた太陽。父親に雨のためにあげてほしいと、父親に頼んでいたのでした

父親に心配された雨は「太陽くんの分まで精いっぱい生きていきます」と笑顔で答えるのでした。

「最後にあの言葉を伝えるよ。雨の心を支える言葉。いろいろ考えたんだ。でもやっぱり一つしかなかった。」

「出会ったことから、ずっと思っていたことだから。何度でも言うよ。一万回でも。雨はこの世界に必要だよ。」

そして赤い大きな花火があがり、それを見る雨でした。

雨は母親に見送られて、再びパティシエとしての道を歩むために、長崎を旅立つのでした。

数年後・・・

そして数年後、雨はお客さんにマカロンを出しています。

どうやら、雨は自分のお店を持ったようでした。

すると外で雨が降っています。

雨は外に出て、「叶えたよ、2つとも。赤い傘と未来の約束」と空に向かって言うのでした。

これは、ハッピーエンドなのか?切なすぎて悲しい、何とも言えないラストでした。

君が心をくれたから最終回はハッピーエンド?モヤる視聴者の声

皆笑顔だったのですが、結局太陽が死んでしまうというラストにツイッターでは微妙という声が。

公式は「ハッピーエンド」だと言っているものの、どう考えてもバッドな終わり方にモヤる人続出の最終回の最後でした。

【君が心をくれたから】原作はないけどネタバレが隠されてる?

原作のないオリジナルストーリー!

「君が心くれたから」が2024年1月8日に、フジテレビ系月9ドラマとしてスタートしました。

主演は永野芽郁さん、相手役には山田裕貴さんが共演!

そんな「君が心をくれたから」は、原作のないオリジナルドラマです。

主人公は、悲しい過去を持ち、人に心が開けない逢原雨(永野芽郁)。

そんな彼女がある理由で東京から故郷・長崎に戻ったある日、かつて唯一心を通わせた愛する男性・朝野太陽(山田裕貴)と再会。しかし、再会を喜んだのも束の間、彼は事故に遭ってしまいます。

悲しみに暮れる雨の前に現れたのは、あの世からの”案内人”と名乗る男でした。彼から提示された『心を差し出す』という条件と引き換えに、雨が過酷な奇跡に立ち向かう姿が描かれます。

ノスタルジックな雰囲気に満ちた長崎の街を舞台に描かれる、感動のファンタジーラブストーリードラマ!

そんな「君が心をくれたから」の脚本家とは??

脚本家

「君が心をくれたから」を手がけたのは、宇山佳祐(うやまけいすけ)さんです。

宇山佳佑さんは、現在40歳の脚本家、小説家。

2011年にドラマ「スイッチガール」で脚本家デビューし、「主に泣いてます」や「信長協奏曲」、「タガーリン」、「世にも奇妙な物語」など人気作の脚本を担当。

2015年には「ガールズ・ステップ」で小説家デビューを果たし、「今夜、ロマンス劇場で」、「桜のような僕の恋人」などを刊行。いずれも映画化され、話題となった作品ですが、宇山さんの小説が原作だったんですね!

これまで8年間で、7本の恋愛小説を執筆した宇山さん。どの作品も愛に溢れた優しいファンタジーの世界観が特徴的で、原作や映画ともに『感動する』と人気を集めています。

原作はないけどネタバレが隠されてる?

宇山佳佑さんの作品の中でも、2018年に刊行した「この恋は世界でいちばん美しい雨」は、文堂書店大賞・文芸書部門で『文堂書店文芸書大賞』を受賞!読者からは映像化を希望する声が多く寄せられていました。

実は、今回のドラマ「君が心をくれたから」は、宇山さんの小説「この恋は世界でいちばん美しい雨」の世界観で描いたオリジナルラブストーリーで、”案内人”や奇跡”など共通の要素を受け継いだ作品となっています。

後程、ネタバレと予想をご紹介しますが、個人的にはこの小説の展開がドラマの展開のヒントになるのでは?と思っています。

宇山佳佑さんコメント

「脚本を担当します、宇山佳佑と申します。近年は小説家として活動しており、脚本からはすっかり離れておりました。振り返ってみると、ドラマに立ち上げから携わるのは『信長協奏曲』以来、約10年ぶり。映像のオリジナル作品は、映画『今夜、ロマンス劇場で』以来、約6年ぶり。そんな“ブランク長すぎ脚本家”に対して、“月9でオリジナルのラブストーリーを書いてくれませんか?”と依頼してきた草ヶ谷プロデューサーは、かなりのチャレンジャーだと思います。しかしながら、『信長協奏曲』でご一緒した松山監督とまたタッグを組むことができる。とても魅力的なお話でしたので、幾年ぶりにドラマの世界に帰って参りました。
本作は、2018年に刊行した拙著『この恋は世界でいちばん美しい雨』(集英社刊)の世界観を受け継いでおり、“案内人”や“奇跡”など、共通の要素が用いられています。物語の構想を練る前、まず念頭に置いたのは“小説家として培ったすべてをこのドラマに注ぎ込む”ということです。僕はこれまで8年間で7本の恋愛小説を書いてきました。そこで手にしたすべてをもって物語を作る。小説で学んだことを脚本に還す。その想いを胸に、視聴者の皆様のお心になにかひとつでも届けられるよう、1話1話、心を込めて執筆して参ります。お楽しみいただければ幸いです」

引用元:公式サイト

原作はありませんが、「この恋は世界でいちばん美しい雨」の世界観で、オリジナルの物語が描かれるということですね。宇山さんの小説ファンも楽しめる作品になっていそうですね♪

以下では、「君が心をくれたから」のあらすじについてご紹介します。

君が心をくれたから最終回ネタバレ結末はどうなる?原作小説がヒントで太陽が命を捧げる?

「心を差し出すと」という五感を1つずつ失うホラーなストーリー

1話のOAで、ドラマスタート前から、話題になっていた「心を差し出す過酷な奇跡」が何なのか?明らかになりました。

交通事故にあってしまった逢原雨(永野芽郁)の恋の相手の朝野太陽(山田裕貴)。すると2人の前に現れた謎の男は日下(斎藤工)は「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」と言います。

その意味とは五感を奪うことでした。

日下は「これから三ヵ月かけて、あなたの五感を奪わせてもらいます」

ちなみに、念のため確認ですが・・・五感とは「視覚:見ること」「聴覚:聞くこと」「嗅覚:匂い」「味覚:味」「触覚:感触」。

しかも1つずつ失っていくという、恐ろしい展開になることがわかりツイッターでも衝撃の内容に大きな反響が。

ツイッターにもある通り、パティシエを目指している自分にとっても辛い状況だし、雨のために花火師になろうとしている太陽の花火も見れなくなります。

と言うかそれ以前に5感を失ったら、何を楽しみに生きていくのか((+_+))辛すぎる展開に大きな反響がありました。

最終回ネタバレ結末はどうなる?原作小説がヒントで太陽が命を捧げる?

それでは、そんな衝撃展開の結末はどうなるのでしょうか?

先ほどの紹介した原作ではないけれども、モチーフとなっている小説の結末をヒントにネタバレを予想します。

以降では小説の重要なネタバレをご紹介するので、閲覧注意です。

彼女の笑顔を想うと、時々、涙がこぼれそうになる。
この幸せが、この恋が、ずっとずっと続いてほしい。そう思っていたのに——。

駆け出しの建築家・誠と、カフェで働く日菜。雨がきっかけで恋に落ちた二人は、鎌倉の海辺の街で愛にあふれた同棲生活を送っている。家族のいない日菜に「夢の家」を建ててあげたい、そのために建築家として名を上げたいと願う誠だったが、ある雨の日、日菜と一緒にバイク事故で瀕死の重傷を負ってしまう。
目を覚ました彼らの前に、“案内人”と名乗る喪服姿の男女が現れる。
そして誠と日菜は、二人合わせて二十年の余命を授かり、生き返ることに。
しかしそれは、互いの命を奪い合うという、あまりにも苛酷で切ない日々のはじまりだった——。

この恋の結末に、涙せずにはいられない。
『桜のような僕の恋人』の著者が贈る、胸打つ長編小説。

引用元:https://www.bungei.shueisha.co.jp/contents/uyama/index.html

小説では、主人公の男女の恋人同士が瀕死で重傷になり、20年の余命を分け合うというシェアリングをすることになる展開。普通に考えたら10年ずつ!?と思いますが、そう簡単にはいかず、様々な展開が2人を襲います。

最終的には、日菜が誠に黙って、自分のすべての寿命、命を差し出す展開に。日菜は最後に結婚式を挙げたいといい、結婚式を挙げるのですが・・・その前に誠の前に案内人が現れて誠が日菜のために、命をすべて差し出すことができると言われます。

それは、誠の命の終わりを意味していて、また更なる条件として、日菜が誠の記憶をすべて失くしてしまい、誠が生きていたこと、情報はすべて消滅してしまうんです。もちろん、迷った誠ですが、最終的に愛する日菜のために、命を終わらせます。そして日菜は誠のことを忘れて生きていきます。

ドラマでもこのように最終的には案内人が太陽にある提案をして、太陽が雨のために命を捧げて、雨は太陽の存在を忘れてしまう、記憶がなくなるなんていう、切ない衝撃のラストを予想します。

ドラマ「君が心をくれたから」最終回までのあらすじネタバレ

1話あらすじネタバレ

大雨の中、逢原雨(永野芽郁)が重傷を負った朝野太陽(山田裕貴)を抱きしめ、助けを呼んでいる。するとそこに、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)が現れ、こう告げる。「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」ーーー。

2013年の長崎。高校1年生の雨は、その珍しい名前から“ザー子”と呼ばれてからかわれ、自分に自信が持てない性格から、他人とは関わらないようにして生きていた。ある雨の日、傘がなく困っていた雨に、高校3年生の太陽が赤い折りたたみ傘を差しだし、「もしよかったら、入らない?」と声をかける。たびたび自分を気にかける太陽のことを、最初は疎ましく思っていた雨だったが、明るくて真っ直ぐな太陽と接するうちに次第に心をひかれていく。しかし、2人はある約束を交わして、離ればなれになってしまう。雨はパティシエの夢を叶(かな)えるために東京へ上京、太陽は家業である花火師の修行を積む決意を固めたのだ。

それから10年後、雨は長崎に帰省していた。祖母・逢原雪乃(余貴美子)に迎えられ、東京の職場のことを話に出されると、雨はそそくさと逃げていく。一方、太陽は、大晦日(おおみそか)の花火大会を任されないことを不満に思い、父であり師匠でもある朝野陽平(遠藤憲一)と衝突していた。お互いに過去と現在への葛藤を抱く中、かつて思いを語り合った眼鏡橋で、太陽は赤い折りたたみ傘を取り出した雨の姿を見かける…。

引用元:公式サイト

2013年長崎。高校1年生の逢原雨(永野芽郁)は、その珍しい名前から“ザー子”と呼ばれてからかわれ、自分に自信が持てない性格もあって他人とは関わらないようにして生きていた。

ある雨の日、傘がなく困っていた雨に、高校3年生の朝野太陽(山田裕貴)が女性用の赤い折りたたみ傘を差しだし、「もしよかったら、入らない?」と声をかけた。

たびたび自分を気にかける太陽のことを最初は疎ましく思っていた雨だったが、明るくて真っ直ぐな太陽と接するうちに次第に心をひかれていく。

実は雨は、母・霞美(真飛聖)から虐待された過去が。だが、雨にはお菓子作りの才能がある、と言ったのも霞美。雨は、母が変わってしまったのは自分のせいだと思い込んでいた。

一方、太陽も、幼い頃に母親を火事で亡くしていた。太陽は、母から「いつかたくさんの人を幸せにするような、そんな花火を作ってね」と言われたことがあり、それが母との唯一の思い出だった。

雨の祖母・雪乃(余貴美子)から「雨の心を変えてほしい」と頼まれた太陽は、校内放送で花火師になる決意を表明し、そのきっかけになったのが雨との出会いであることを訴える。そして、「雨はこの世界に必要だよ。だから自信持ってよ」と雨に呼びかけた。

この出来事がきっかけで心を通わせるようになった2人は、10年後の約束をした。10年後の大晦日、自分の作った花火を一緒に見に行こう、と告げる太陽。そんな太陽に、雨も、胸を張って逢えるように一人前のパティシエになると宣言した。

やがて雨はパティシエの夢を叶えるために東京へ上京。太陽は家業である花火師の修行を積む決意を固め、離ればなれになり…。

それから10年後の2023年、雨は長崎に帰省。雪乃に迎えられるが、東京の職場のことを話題に出されると、雨はそそくさと2階へと逃げてしまう。

憧れだった東京の有名店・パティスリー「レーヴ」で働いていた雨だが、何度も失敗を繰り返し、とうとうオーナーから「うちには必要ない」と言われていた。

太陽は、大晦日の花火大会を任せてもらえないことを不満に思い、父であり師匠でもある陽平(遠藤憲一)と衝突。実は太陽には視覚障害があり、赤い色を感じることができていなかった。

陽平は、花火師を辞めるという太陽に、自分の目を言い訳にしているようなヤツに人の心を動かす花火は作れない、と言い放つ。

お互いに過去と現在への葛藤を抱くなか、太陽は、かつて思いを語り合った眼鏡橋で、赤い折りたたみ傘を取り出す雨の姿を見かけた。路面電車に乗り込んだ雨を追いかけようとする太陽。だがそのとき、10年前の約束のことを思い出し、足が止まってしまった。

そんなある日、雨は、長崎市役所で働く望田司(白洲迅)から頼まれて、スイーツ教室の講師の代役を務めることに。だが授業の最中、修業時代に受けた叱責や、自分にナイフを向けた母のことがフラッシュバックした雨は、過呼吸に陥り気を失ってしまう。

保健室のベッドの上で目を覚ました雨は、付き添ってくれていた司に謝り、勤めていたスイーツ店は5年前にクビになったことを告白。あくる日、雨は、雪乃に夢を諦めたことを謝る手紙を残して、長崎を離れようとする。

連絡をもらい、慌ててやってきた太陽に、雨から頼まれたものだと言い、赤い折りたたみ傘を手渡す雪乃。司からの連絡で、雨が今夜の夜行バスに乗ることを知った雪乃は、「あの子の心、もう一度変えてあげて」と太陽に頼んだ。

雨が雪乃に残した手紙を読んだ太陽は、バス停に向かい、ギリギリのところで雨を呼び止める。

そこで太陽は、一度は花火師になることを諦めたが、雨を幸せにする花火を作りたいからもう諦めない、と伝える。続けて太陽は、雨も変われる、何度だってやり直せると告げ…。

雨は、太陽とともに雪乃のもとへ戻る。「負けるな、雨。自分に負けるな。大丈夫、あんたはわたしの孫なんだからさ」という雪乃の言葉に、雨の目から涙が溢れた。

太陽を見送りにいった雨は、何年かかっても一人前のパティシエになると約束。そして、太陽から借りた赤い傘を差して帰路についた。

その時、けたたましいブレーキ音が響く。嫌な予感がして走り出した雨は、事故に遭い、血を流して倒れている太陽を見つけた。

雨の中、太陽を抱きしめる雨。するとそこに、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)が現れ、こう告げる。「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」と。

太陽が収容された病院で、日下は雨にもう1人の案内人・千秋(松本若菜)を紹介。そして、奇跡を受け入れるなら、3ヵ月をかけて雨の“心の入り口”である五感を奪わせてもらう、と告げる。

明け方、目を覚ました太陽は、ほとんど痛みがないことに驚く。

その頃、千秋は雨に、五感を失ったら、誰とも意思の疎通ができなくなり、1人で生きていくことになるので耐えられるわけがない、と告げた。すると雨は、自分はもう十分もらったから返したかった、と応答える。

病室にやってきた雨に、「また会いたい」とお願いをする太陽。雨は、ベッドの傍らにあった赤い傘を借りてもいいかと尋ねながら、「今度は自分で返しにくるよ」と続けて…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-1072422/5/

幼いころ、母親から虐待を受け、捨てられた過去を持つ、雨は祖母と一緒に暮らしていました。過去のこともあり、暗い閉ざした性格の雨には友達がおらず孤独でした。そんな雨に一目ぼれしたのは、同じ高校の2年先輩の太陽。太陽は積極的にアプローチ。戸惑う雨だったが「友達になろう」と言われ、一緒に過ごすように。

そしてパティシエになりたいと思う雨の背中を押してくれた太陽。一方で太陽も雨のために花火をあげたいと花火職人になる夢を語り、10年後に自分の作った花火を見てほしいと約束し別れた2人。

しかし雨は東京でパティシエになるべく働いていたが挫折し、10年後に実家に戻ってきます。

一方で、太陽も花火職人として挫折していました。雨は挫折してしまった自分は太陽には会えないと言い、長崎を去ろうとします。

雨を心配した祖母は、高校時代唯一の友達だった太陽に連絡します。そして太陽は雨を探して街をさまよい・・・2人は再会。太陽は自分も挫折したけれども頑張ると言い、雨も再び夢に向かって歩き出す決意をします。そして別れた2人・・・ところがその直後、太陽は車にひかれてしまいます。

瀕死の状態の太陽に駆け寄った雨。するとそこに現れたのは「死の案内人」を名乗る男。

そして太陽の命を救うために、ある契約を結ぶことに。それは・・・3か月かけて、五感を1つずつ失うという、驚くべきもの。

雨は太陽が自分に「心をくれたから」と太陽のために五感を差し出すことを決意。

すると・・・なんと太陽の意識が回復。元気になりました。しかしそれは、雨の五感が1つずつ失われていくことを意味していたのでした。

2話あらすじネタバレ!味覚を失う

逢原雨(永野芽郁)は、かつてただ一人心を通わせた男性・朝野太陽(山田裕貴)と高校時代以来の再会を果たす。しかし、再会を喜んだのも束の間、太陽が事故に遭ってしまう。悲しみに暮れる雨の前に、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)が現れ、“奇跡”を提案する。それは、「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」というものだった。そして雨は、太陽のためにその“奇跡”を受け入れた。

最初に奪われる五感は味覚。日下は、雨の味覚はあと14日ほどで失われてしまうと告げ、奇跡のことや案内人のことは口外してはならない、と忠告する。真実を話してもいいのは太陽だけだという。もうひとりの案内人・千秋(松本若菜)は、ひとりで乗り越えられるほど五感を失うことは簡単ではないのだから、正直に話すべきだと雨に助言する。しかし雨は、真実を話せば太陽が自分を責めてしまう、と言って拒否する。

太陽を見舞った雨は、彼の妹・春陽(出口夏希)が差し入れで持ってきたマカロンをもらう。マカロンは、高校時代に太陽がある“お菓子言葉”と共にくれた、想い出の味だった。

雨は、味覚を失う前に好きなものを食べよう、と食べ歩きに出かける。そんな折、週末に「長崎スイーツマルシェ」が開催されることを知る。そのゲストに招かれていたのは、かつて雨に「必要ない」と告げたパティスリー『レーヴ』のパティシエ・田島守(ジャン・裕一)で……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/story/story02.html

逢原雨(永野芽郁)は、事故に遭い重傷を負った朝野太陽(山田裕貴)を抱きしめ、助けを呼んだ。

するとそこに、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)が現れ、「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」と告げる。雨は、その申し出を受け入れ…。

太陽を見舞った雨は、彼の妹・春陽(出口夏希)が差し入れで持ってきたというマカロンをもらう。高校時代、鍋冠山公園の展望台で太陽と一緒に食べたマカロンの味を思い出す雨。

雨の腕に装着された時計には、減り続ける数字と「口」のマークが。それは残りの時間と「味覚」を意味している。

あの日、日下は、雨の味覚があと14日ほどで失われることを告げていた。続けて、雨が五感を失いつつあることは誰かに話しても構わないが、奇跡のことや案内人のことは口外してはならない、と忠告。真実を話していいのは太陽だけだという。

もう1人の案内人・千秋(松本若菜)は、1人で乗り越えられるほど五感を失うことは簡単ではないから、正直に話すべきだと雨に助言。しかし雨は、真実を話せば太陽が自分を責めてしまう、と言って拒否する。

雨は、味覚を失う前に好きなものを食べよう、と食べ歩きに出かける。そんな折、週末に「長崎スイーツマルシェ」が開催されることを知る雨。そのゲストに招かれていたのは、雨がクビになったパティスリー「レーヴ」の田島守(ジャン・裕一)だった。

会場を訪れた雨は、田島と再会。挨拶もせずに逃げるように辞めてしまったことを謝りたかった、と告げる。すると田島は、雨にはパティシエとして見込みがあったと返し、厳しく指導してしまったことを詫びた。

一方、福岡市内の花火工場で起きた火災のニュースを見ていた太陽は、あることを思いだし、母・明日香が死んだ火事のニュースを調べる。そこで、火事の原因は当時5歳だった太陽が静電気の放電をしないまま、てん薬仕込室に入ったためだったと知る太陽。母は、そんな太陽を助けようと炎の中に飛び込み命を落としていたのだ。

父・陽平(遠藤憲一)が明日香の写真をすべて処分したのも、火事のことを覚えていなかった太陽が、明日香の写真を見ると過呼吸を起こしてしまうため。太陽は、涙を流しながら陽平と春陽にただ謝り続けて…。

その夜、雨のもとに春陽から電話が入る。太陽が姿を消したという。事情を知り、太陽を探す雨。ほどなく電話に出た太陽は、雨との約束を叶えられそうにないと言って謝った。

電話口から聞こえてきた賛美歌を頼りに、大浦天主堂で太陽を見つけた雨は、自分は逃げずに最後まであがくから、太陽も逃げないでほしい、と説得する。

太陽と別れて帰宅した雨は、祖母・雪乃(余貴美子)に、母に会いたいから居場所を教えてほしいと頼む。

あくる日、雨と雪乃は、太陽や望田司(白洲迅)に付き合ってもらって、母・霞美(真飛聖)が入院している病院を訪れる。

18年前、雨にナイフを突きつけた霞美は、自ら雪乃に電話して「このままじゃ雨を殺しちゃう。私からあの子を助けて」と懇願したという。それ以来、霞美は入退院を繰り返しながら、いつか雨に許してもらえることを夢見て治療を続けていた。

雨が大切にしている、雨粒のワッペンが縫い付けられたハンカチは、霞美が縫ったものだという。

医師の判断で会うことができない雨に代わって霞美に会う雪乃。そこで雪乃は、雨が作ったマカロンを霞美に手渡し、「あなたは特別な人」──マカロンの「お菓子言葉」を伝える。

近くで待機していた雨のもとへ、雪乃から着信が入る。電話をしてきたのは霞美だった。

霞美は、マカロンの礼を言うと、「お母さんの言ったとおりだったわね。雨にはお菓子作りの才能があるのね」と続けた。自分も頑張るから雨もその力でたくさんの人を幸せにしてあげてほしい、と言って霞美は電話を切り…。

帰宅した太陽は、星の花火作りを教えてほしいと陽平に頼む。母との約束を叶えたいという太陽に、陽平は、星作りは執念だから何があっても逃げるな、と告げた。

その頃、雨は台所に立ち、太陽のためにマカロンを作っていて…。

翌朝、雨は太陽に、人生最後の最高傑作だと言って持参したマカロンを手渡す。太陽は、ひと口食べ「美味しい!」と笑顔を見せると、雨にも勧めた。手が汚れているから、と断る雨に、ひとつ摘まんで食べさせようとする太陽。

雨はひと口かじるが、ちょうど腕時計の残り時間がゼロになり、何の味もしなかった。

太陽と別れた雨は、千秋に「もっとお菓子作りを頑張れば良かった」と言って涙を流す。

雨のことが気になって引き返した太陽は、途中で日下と千秋に遭遇。通り過ぎてから立ち止まった太陽は、2人に声をかけるが…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-1077557/4/

交通事故にあったにもかかわらず、驚くほど元気になった朝陽は、頭を下げて花火職人として復帰することになる。

ところが、自分が幼いころに、火遊びで火事を起こして母親を死なせてしまったことを知り、ショックで姿を消してしまいます。朝陽の妹から、事情をきいた雨は、朝陽を探して当て、太陽に逃げないようにと声をかけ、自分が母親に会いに行くのに付き合ってもらいます。

そして虐待していた母親を一緒に見に行き、母親と電話で話したことで、トラウマから逃れるのでした。

朝陽も花火職人として逃げないことを決意。一方で、雨は最後にマカロンを作って朝陽に食べさせ・・・味覚を失うのでした。

3話あらすじネタバレ!次は嗅覚を失う

冬の夜空を極彩色に染める『長崎ランタンフェスティバル』。その名物のひとつが、恋愛成就の願い事を書くとそれが叶うという『恋ランタン』だった。
高校時代、逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)と恋ランタンの話をした際に、太陽には初恋の人がいたことを知って悔しがっていた。祖母の雪乃(余貴美子)は、そんな雨に「大事なのは最初の人になることじゃない」といってある助言をする。それを聞いた雨は、閉まりかけていた長崎孔子廟まで全速力で走り、手に入れた恋ランタンにある願い事を書く。

君が心をくれたから 逢原雨(永野芽郁)、逢原雪乃(余貴美子)
『味覚』を失った雨は、パティシエになるという夢が永遠に失われたことを痛感していた。雪乃から、「健康な心と体があるうちはちゃんと働きなさい。時間を無駄にしたら勿体ない」と言われ、思わず「無駄になんかしてないよ」と反論してしまう雨。

そんな雨の前に現れた日下(斎藤工)は、ひとつの五感が失われるとその翌日の深夜0時に次に失われる感覚とタイミリミットが腕時計に表示されることを告げる。そして深夜0時。雨の時計には『鼻』のマークと11日後の午後9時というタイムリミットが表示される。『視覚』や『聴覚』ではなかったことにホッとした、という雨に対して日下は、嗅覚はただ匂いを感じるだけのものではなくもっと大切な意味がある、と告げ……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/story/story03.html

冬の夜空を極彩色に染める「長崎ランタンフェスティバル」。その名物の一つが小さなランタンに付けられた赤い札『祈縁牌<チ・ウェン・パイ>』に恋愛成就の願い事を書き込んで奉納すると願いが叶うという「恋ランタン」だった。

高校時代、逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)と恋ランタンの話をした際に、太陽には初恋の人がいたことを知って悔しがっていた。祖母・雪乃(余貴美子)は、そんな雨に「大事なのは最初の人になることじゃない」といってある助言をする。

それを聞いた雨は、閉まりかけていた長崎孔子廟まで全速力で走って手に入れた恋ランタンに願い事を書く。

“味覚”を失った雨は、パティシエになるという夢が永遠に失われたことを痛感していた。雪乃から、「健康な心と体があるうちはちゃんと働きなさい。時間を無駄にしたらもったいない」と言われ、思わず「無駄になんかしてないよ」と反論してしまう。

そんな雨の前に現れた“あの世からの案内人”日下(斎藤工)は、一つの五感が失われるとその翌日の深夜0時に、次に失われる感覚とタイミリミットが腕時計に表示されることを告げる。

そして深夜0時。雨の時計には鼻のマークと11日後の午後9時というタイムリミットが表示された。“視覚”や“聴覚”ではなかったことにホッとしている雨。日下は、嗅覚はただ匂いを感じるだけのものではなく、もっと大切な意味があると言う。

別の日、太陽の父・陽平(遠藤憲一)が腹痛で救急搬送される騒動が起きる。原因は便秘だと分かり、ホッと胸をなで下ろす太陽と妹・春陽(出口夏希)。

病院から戻ろうとした太陽たちは、受付で会計を済ませようとしていた雪乃に出会う。雪乃は、太陽と春陽を呼び止め、脊椎にガンが見つかったことを打ち明けた。余命半年と宣告されたが、すでに1年が経過しているという。

雪乃は、自分がいなくなった後の雨のことが心配だといって、太陽に頼み事をする。それは、雨の幸せを願う気持ちを受け取ってほしい、というものだった。

同じころ、仕事を探し始めていた雨は、望田司(白洲迅)から結婚式場の仕事を紹介してもらう。

一方、雪乃の気持ちを受け止めた太陽は、「伝えたいことがあるから」と言って雨を母校のランタン祭りに誘った。雨は、アルバイトがあるが8時には行ける、と返す。

あくる日、雨はあるカップルの結婚式を手伝う。夫婦の誓いの言葉を聞いていた雨は、高校時代、太陽から誘われてランタン祭りの実行委員になったことや、一緒にクレープを食べていて太陽が制服を汚してしまったこと、2人で夕陽を見たことを思い出していた。

嗅覚が思い出と結びついていることに気付き、自分は幸せになれないことを痛感した雨は、太陽との約束を破り、会わずに帰ろうとする。もう1人の案内人・千秋(松本若菜)は、そんな雨に、思い出を作る権利は誰にでもある、と言って、彼女の背中を押した。

雨が太陽のもとへと向かった後、千秋は日下に、雨が幸せになれる方法を彼女と一緒に探す、と告げ…。

雨と太陽は、ランタン祭りを楽しんだ。太陽は、一緒に夕陽を見たとき、綺麗だと言った雨の言葉が分からなかった、と打ち明けた。自分には赤がくすんだ緑色に見えてしまうという。

だから太陽は、雨が好きな曲や、好きな匂い、好きな味を知りたかったと続け、「君のことが大好きだ」と告白。雨はうれしそうに微笑みながらも、好きな人がいるから太陽の気持ちには応えられない、と返し…。

太陽と別れた雨は、長崎孔子廟を訪れる。千秋は、なぜ太陽の気持ちに応えなかったのかと問いかけた。すると雨は、ただ「好き」という言葉が欲しかっただけだから、と答える。

高校時代に願い事を恋ランタンの祈縁牌に書いた自分を思い出す雨。一つは「好きな人の、最愛の人になれますように」。もう一つは「初恋の人と、いつか手がつなげますように」だった。

雨は、高校生の自分に声をかけるように「叶ったよ、二つとも」とつぶやくと、「悔しいな」と言って涙をこぼす。

雨は、降り出した雨の中、家路につく。そんな雨に傘を差しだしたのは司だった。

雨は、信じなくてもいいし笑ってもいいと言いながら、もうすぐ五感をなくしてしまうのがつらい、とつぶやいた。その様子から何かを感じとった司は、雨を抱きしめ…。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-1084161/4/

ついに嗅覚を失ってしまった雨。

そんな中、雨は太陽から「君のことが大好きだ」と告白され、うれしかったものの、太陽のためを思い「好きな人がいる」と答える切ない展開でした。

4話あらすじネタバレ!

2016年2月。卒業式を間近に控えた逢原雨(永野芽郁)は、東京でひとり暮らしを始める準備のため、朝野太陽(山田裕貴)と一緒に観覧車があるショッピングセンターに買い物に行く。雨が卒業式の翌日には上京してしまうことを知った太陽は、「卒業記念に何か欲しいものない?」と尋ねた。太陽が卒業する時、制服の第2ボタンをもらい損ねたことを残念に思っていた雨は、代わりに良い匂いがするマーガレットの小さな花束を買ってもらう。太陽は、この花の香りをふたりの“思い出の香り”にしないか、と雨に言ったーーー。

2024年1月。雨に自分の思いを告白したものの、「他に好きな人がいる」と断られてしまった太陽は、ずぶ濡れで帰宅する。告白が成功するものと思い込んでいた妹の春陽(出口夏希)や柳田達夫(螢雪次朗)ら花火職人たちは、太陽が振られたことを知って驚いていた。雨は市役所職員の望田司(白洲迅)に、自身の“奇跡”について、五感を失ってしまう珍しい病気で、すでに味覚がない、と打ち明ける。司は、「太陽にその話はしたのか」と問いかけた。すると雨は、「太陽のことが好きだから言うつもりはない」と答える。

そんなある日、雨が庭の植物に水やりをしていると、祖母の雪乃(余貴美子)が買い物から帰って来る。辛そうに腰をさすっている雪乃の姿が気になり、声をかける雨。雨とともにその姿を見ていた日下(斎藤工)は、五感のことは雪乃に伝えるべきではないか、と告げ……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/story/story04.html

2016年2月。卒業式を間近に控えた逢原雨(永野芽郁)は、東京でひとり暮らしを始める準備のため、観覧車もあるショッピングセンターへ朝野太陽(山田裕貴)と買い物に行く。

雨が、卒業式の翌日には上京してしまうことを知った太陽は、「卒業記念に何か欲しいものない?」と尋ねた。太陽が卒業する際、制服の第2ボタンをもらい損ねたことを残念に思っていた雨は、代わりにマーガレットの小さな花束を買ってもらう。良い匂いがする新しい品種らしい。

花を嗅いだ太陽は、この花の香りを2人の“思い出の香り”にしないか、と雨に言った。

2024年1月。雨に自分の思いを告白したものの、「他に好きな人がいる」と断られてしまった太陽は、ずぶ濡れで帰宅。

告白が成功するものと思い込んでいた妹・春陽(出口夏希)や柳田達夫(螢雪次朗)ら花火職人たちは、太陽がフラれたことを知って驚いた。

雨は、市役所職員の望田司(白洲迅)に、五感を失ってしまう珍しい病気で、すでに味覚がないことを打ち明ける。太陽にその話はしたのか、と問いかける司。すると雨は、太陽のことが好きだから言うつもりはない、と答えた。

そんなある日、雨が庭の植物に水やりをしていると、買い物から帰って来た祖母・雪乃(余貴美子)が荷物を落としてしまい、つらそうに腰をさすっている。

その姿を気にする雨の近くにいた“あの世からの案内人”日下(斎藤工)は、五感を失って介護が必要になったときにどうするのか、今のうちに考えておいたほうが良い、と告げ…。

その夜、雨を訪ねて春陽がやってくる。

高校の卒業式の後、雨は太陽に手紙を渡して自分の思いを伝えようと決意し、彼の家を訪ねた。太陽は外出中だったが、応対した春陽は、「おにいの夢、邪魔しないでください」と言ったのだ。

そのときのことを後悔しており、太陽と雨が上手くいかなくなったのは自分のせいだと思っていた春陽は、兄とのことをもう一度考えてほしいと雨に頼み込む。

帰宅した春陽は、太陽にハウステンボスのペアチケットを渡し、雨に会いに行ったことを打ち明けた。春陽の優しさを受け取る太陽。

一方、もう1人の案内人・千秋(松本若菜)も、雨がもう一度太陽とのことを考え直そうとしていると思い、喜んでいた。だが雨は、気持ちは変わらない、と千秋に告げる。諦めさせるために会う、と。

「私にできることは、太陽くんの人生の邪魔をしない。それだけです。だから、土曜日は卒業式です。太陽くんからの」。雨はそう言って微笑んだ。

太陽と会う日は、嗅覚を失うタイムリミットの日。日下は、「あなたは人生最後に、なんの香りを味わいたいですか?」と雨に問いかけた。

待ち合わせ場所に少し遅れてやってくる太陽。するとそこに、司の車がやってきた。雨が誘ったという司がチケットを購入しに行った際、雨は太陽とのことを考え直すつもりはない、自分が好きなのは司だと太陽に伝える。

司と一緒に写真を撮ってはしゃいでいる雨に、太陽は高校生のときに乗れなかった観覧車に乗らないか、と誘った。しかし雨は、「観覧車は恋人たちのものだから」という高校時代の太陽の言葉を持ち出し、それを断る。

実は雨は、太陽に嫌われたい、と司に伝えて協力を頼んでいた。司と一緒にクルーズ船に乗った雨は、もう一つだけお願いがある、と言って、自分と付き合うふりをしてほしいと頼んだ。

雨は、太陽が作った花火を見ることも、一人前のパティシエになる夢も叶わないから、新しい夢を持つことにしたという。それは、太陽がたくさんの人を花火で幸せにする、という夢。雨の気持ちを察した司は、恋人役を務める代わりに、太陽と一緒に観覧車に乗ってほしいと返した。

クルーズ船を降りた司は、急な仕事の呼び出しが入ったと嘘をついて雨たちと別れる。

夜になり、観覧車近くのベンチに座る雨と太陽。そこで太陽は、くしゃみをした雨に上着をかけてやると、5分だけ待ってほしい、と言ってどこかに走って行く。雨は、花火の匂いがする太陽の上着を抱きしめて微笑んだ。

戻ってきた太陽は、雨にマーガレットの花束を渡し、一緒の観覧車に乗ってほしいと頼む。雨は、花に聞いてみてもいいか、と言って「乗らない」「乗る」と占い始めた。マーガレットの花びらはほとんどが奇数だと知っていて、結果は「乗らない」になるものと思っていた雨。だがもう1枚、最後に花びらが残っていた。

雨は太陽と観覧車に乗った。太陽が実は高所恐怖症だと知り、思わず笑ってしまう雨。

そこで雨は、目を閉じていていい、と太陽に告げると、司から告白されたと嘘をつく。太陽から司のどこが好きなのか、と問われた雨は、「特別扱いしてくれるところ」と返した。雨は、目を閉じている太陽を見つめながら、何度生まれ変わっても出逢いたい、と告げて…。

表に出た雨は、太陽から借りていた赤い傘を返し、会うのもこれで最後だと言って別れた。

駅のホームで、千秋に花びらが偶数だったマーガレットの奇跡を話すと、一番欲しいものをもらったと笑顔を見せる雨。それは、太陽のコートの第2ボタンだった。

駅の時計が9時を指す。マーガレットの花束を愛おしそうに見つめる雨。だが、顔を寄せても何の香りもしなかった。

帰宅した雨は、日下を呼び、雪乃に五感のことを打ち明ける、と告げる。ところがそこで雨が目にしたのは、倒れている雪乃の姿だった。

引用元:https://www.fujitv-view.jp/article/post-1089531/4/

5話あらすじネタバレ!

「わたしのこと、もう忘れて……」。

逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)にそう言って別れを告げた。味覚に続いて嗅覚も失ってしまった雨は、“案内人”日下(斎藤工)の助言に従って、祖母の雪乃(余貴美子)に五感を失ってしまうことを打ち明け、これから先のことを話し合おうと決意する。だが、帰宅した雨が目にしたのは、腰を押えてうめいている雪乃の姿だった。

病院に搬送された雪乃は、ガンであることを雨に告白する。苦しいのはごめんだと抗がん剤治療も拒否してきた雪乃は、もってあと2ヵ月、早ければ数週間の命だと宣告されているという。激しいショックを受ける雨。雪乃はそんな雨を抱きしめ、生きている間は雨の笑顔をたくさん見せてほしいと告げる。

太陽の父・陽平(遠藤憲一)は、雨にフラれてしまった太陽を励まそうとする。陽平は、亡き妻・明日香と出会ったころの話をすると、フラれた男ができることは3つだけだ、とアドバイスした。

雨は、もうひとりの“案内人”千秋(松本若菜)に、太陽のことを助けたように、雪乃も奇跡で助けて欲しいと頼む。しかし千秋は、奇跡は誰にでも起きるわけではないし、自分たちにも与える権限はない、と返す。そこに日下が現れ、午前0時になったことを告げる。雨の腕時計に表示されたのは「手」のマーク。次に雨が失うのは「触覚」だった……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/story/story05.html

逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)に別れを告げた。味覚に続いて嗅覚も失ってしまった雨は、“あの世からの案内人”日下(斎藤工)の助言に従って、祖母・雪乃(余貴美子)に五感を失ってしまうことを打ち明け、これから先のことを話し合おうと決意する。

しかし、帰宅した雨が目にしたのは、腰を押えてうめいている雪乃の姿だった。

病院に搬送された雪乃は、ガンであることを雨に告白。苦しいのはごめんだと抗がん剤治療も拒否してきた雪乃は、もってあと2ヵ月、早ければ数週間の命だと宣告されているという。

激しいショックを受ける雨。雪乃はそんな雨を抱きしめ、生きている間は雨の笑顔をたくさん見せてほしいと告げる。

太陽の父・陽平(遠藤憲一)は、雨にフラれてしまった太陽を励まそうとする。陽平は、亡き妻・明日香と出会ったころの話をすると、フラれた男ができることは相手の幸せを願うこと、今まで通り普通に暮らすこと、好きな子が1人で泣いて悲しんでいたら何をおいても駆けつけてやることの3つだけだ、とアドバイスした。

雨は、もう1人の“案内人”千秋(松本若菜)に、太陽のことを助けたように、雪乃も奇跡で助けてほしいと頼む。しかし千秋は、奇跡は誰にでも起きるわけではないし、自分たちにも与える権限はない、と返した。

そこに日下が現れ、午前0時になったことを告げる。嗅覚を失ったばかりの雨の腕時計に表示された「手」のマーク。次に雨が失うのは「触覚」だった。

妹・春陽(出口夏希)と出かけた太陽は、雨のために買ったものの渡せなかった指輪を見せる。雨のために、「アラビアンナイト」の“指輪の精”になりたかった、とつぶやくと、太陽は指輪を投げ捨ててしまった。

雪乃は、見舞いにきた雨に、何か隠しているのではないかと問いかける。

雨が子どものころから大好きだった「アラビアンナイト」に出てくる呪文「イフタフ・ヤー・シムシム」を口にして、この魔法にかけられたら心の扉も開くのだから本当の気持ちを聞かせて、と頼む雪乃。

そこで雨は、五感を失ってしまう病気だと告白した。すると雪乃は雨に「生きる意味をくれてありがとう」と礼を言う。続けて雪乃は、どんな治療でも受けて長生きをしてずっと一緒にいるから心配はいらない、と言って雨を抱きしめた。

雨は、望田司(白洲迅)に頼み、体が動かなくなったときに入る施設を紹介してもらう。

そんな折、雨のもとに春陽がやってくる。春陽は、太陽が捨てた指輪を探し、雨に届けに来たのだ。春陽は、太陽が“指輪の精”になりたかったと言ってたことを雨に伝えると、彼女に指輪のケースを握らせて帰っていった。

雪乃は、司を呼び、雨の一番の願いごとを叶えてほしい、と頼む。それは家の引き出しにしまっておいた「アラビアンナイト」の絵本を太陽に届けてほしいというもの。

太陽のもとを訪れた司は、雨が五感を失う病気であることを伝え、彼女が太陽に迷惑をかけないために嘘をついていたことを打ち明ける。

「アラビアンナイト」の絵本には手紙が挟まっていた。それは、雨が高校の卒業式の日に太陽に渡すために書いたもの。その手紙には、雨の本当の気持ちが記されていた。

雨は、太陽と一緒に観覧車に乗ったとき、司がどれほど大事な存在なのかを語っていた。だがその言葉はそのまま、太陽への想いだったのだ。

太陽は、司に頼んで雨を呼び出してもらい、彼女に会いに行く。しかし雨は、そんな太陽を受け入れず、路線バスに乗り込んでしまう。必死に走って、バスを追いかける太陽。

走るバスの中で、雨は声を押し殺して泣いていた。そんな雨に日下は、心の扉を開く呪文「イフタフ・ヤー・シムシム」を口にし、「太陽のもとへ行っても行かなくても必ず後悔する。だったら今は、すべて魔法のせいにして幸せな後悔をするべきだ」と告げる。

バスを飛び出した雨は、太陽のもとへと向かい、フラフラになりながらやってきた彼に指輪の箱を見せた。

雨は、その指輪をはめると、「願いごと…してもいい?」と問いかけ、五感すべてを失っても好きでいてほしい、と頼んだ。太陽は雨を抱きしめ、どんな君になってもずっと好きだから、と応え…。

引用元:https://mezamashi.media/article/15151941?page=4

6話あらすじネタバレ!

逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)と付き合い始めた。雨の祖母・雪乃(余貴美子)がガン闘病で入院していることもあり、雨のことが心配になった太陽は、雪乃の家で彼女と一緒に暮らし始める。だが雨は、太陽との生活にまだ慣れない様子だった。そんな雨に太陽は、「これからは『雨』って呼びたい」と申し出る。自分の名前が苦手な雨は、少し考えさせてほしい、と返す。

君が心をくれたから 逢原雨(永野芽郁)、朝野太陽(山田裕貴)
雪乃の部屋を掃除していた雨は、古いボイスレコーダーを見つける。雪乃と雨は、そのボイスレコーダーを使って互いにメッセージを録音し、声の交換日記をしていたことがあった。当時小学生だった雨にとって、優しくて温かい雪乃の声は一番大切な宝物だった。

君が心をくれたから 逢原雨(永野芽郁)
君が心をくれたから 逢原雪乃(余貴美子)
その時、雪乃が入院している病院から、容態が急変したとの知らせが入る。病院へ駆けつける雨。すると雪乃は、家に連れて帰ってほしいと雨に頼む。病院から、もし何かあっても責任は取れない、と告げられた雨は悩むが、太陽から「大丈夫、俺もいるから」と励まされ、帰宅する。

「あと何日もつかどうか」。そう感じていた雪乃は、雨にひとつお願いをする。それは、雨の母・霞美(真飛聖)を連れた、最初で最後の家族旅行に出かけることだった―。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/story/story06.html

逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)と付き合い始める。

雨の祖母・雪乃(余貴美子)がガン闘病で入院していることもあって雨のことが心配になった太陽は、雪乃の家で一緒に暮らしていた。だが雨は、太陽との生活にまだ慣れない様子。

そんな雨に太陽は、「これからは『雨』って呼びたい」と申し出るが、自分の名前が苦手な雨は、少し考えさせてほしい、と返した。

雪乃の部屋を掃除していた雨は、古いボイスレコーダーを見つける。雪乃と雨は、そのボイスレコーダーを使って互いにメッセージを録音し、声の交換日記をしていたことが。当時小学生だった雨にとって、優しくて温かい雪乃の声は一番大切な宝物だった。

その時、雪乃が入院している病院から、容態が急変したとの知らせが入る。病院へ駆けつける雨。そこで雪乃は、家に連れて帰ってほしいと頼む。

知らせを受けて駆けつけた太陽は、雨から事情を聞く。病院側から、もし何かあっても責任は取れない、と告げられた雨は、どうすればいいかと太陽に相談。すると太陽は、「帰ろう。大丈夫、俺もいるから」と返した。

久しぶりに自宅に帰り安心した様子の雪乃。ほどなく、太陽から連絡をもらった望田司(白洲迅)もやってきた。そこで雪乃は、太陽と司に最後だといって一つ頼み事をする。

それは、雨と母親・霞美(真飛聖)をもう一度親子に戻してあげたい、というものだった。

雨は、あの世からの案内人・日下(斎藤工)と千秋(松本若菜)に、人は死んだらどうなるのか、と尋ねる。日下は、自分たちは奇跡を見届けることが目的だから死後のことは分からない、と返すと、唯一知っているのは、人は死んだらほんのわずかな時間だけ雨を降らすことができること、と続けた。雨に心を込めて、大切な人に思いを届けるのだという。

あくる日、逢原家に太陽に連れられて霞美がやってくる。突然のことに戸惑う雨を尻目に、雪乃は、最初で最後の家族旅行に行こうと告げた。

雨は、太陽、雪乃、そして霞美とともにフェリーに乗り、ある場所へと向かう。太陽は、雨に雪乃の思いを打ち明けた。だが雨は、霞美とまた親子に戻るのは無理だと返す。

そんな雨に太陽は、「雨ちゃんのお母さんはまだ生きているから、ありがとうもごめんねもまだ伝え合える」と言って…。

フェリーを降りた雨たちは、レンタカーに乗り換えある場所へ向かう。その途中、突然、ゲームがしたいから海に寄ってほしいと言い出す雨。

海に着くと、雨は砂浜に立てた棒の左右に同じ間隔をとって霞美と向き合った。じゃんけんをして勝ったら一歩進み、相手に質問をする。それを繰り返して、先に棒にたどり着いたほうが勝ち、というゲームだった。

最初にじゃんけんに勝った雨は、父親のことを尋ねる。霞美は、雨を身ごもってそれっきりだと答えた。

あと少しでゴールとなった霞美は、雨に夢の話を聞かせてほしいと言う。そこで雨は、もうすぐ五感を失う病気だから諦めた、と告げる。ショックを受け、泣き出す霞美に、泣きたいのは自分のほうなのだから分かった気になって泣かないで、と言い放った。

最後にじゃんけんに勝ったのは霞美だった。「お母さんのこと、恨んでるよね」。霞美の言葉に、当たり前だと返す雨。だが、それでも雨は、心から嫌いにはなれなかった、と正直な胸の内を明かす。

そして雨は、どうして雨という最低な名前をつけたのか、と霞美に尋ねた。雨を産んでずっと不安な日々を送っていたという霞美。ある日、泣き続けていた雨が、雨が降ったときに泣き止み、笑ってくれたような気がしたからだと答えた。

「雨があなたを笑顔にしてくれますようにって願って」。霞美は、雨にそう告げ、苦しめてしまったことを謝る。雪乃と一緒にそんな雨と霞美の姿を見守っていた太陽は、雨がくじけそうになったら雪乃の分まで自分が支える、と約束した。

目的地の近くに着いた雨たちは山道を登る。途中の階段を自分が雪乃を支えて上ると言う雨は、霞美に「手を貸してほしい」と頼んだ。

雪乃が目指していた場所は、海の見える高台。雪乃はそこでプロポーズされたのだという。雪乃は、霞美が生まれて、雨に出逢えて本当に良い人生だった、と言って、2人に礼を言った。

帰りのフェリーで、雪乃は霞美に、自分のことを愛しなさい、と告げる。「自分を愛して、それで今度こそ、雨のお母さんになってあげてね」。雪乃の言葉に霞美は涙を流した。

それから1週間ほど後、雪乃は天国へと旅立った。

火葬を終えて家に戻った雨は、司からボイスレコーダーを手渡される。雪乃から預かったという。

その夜、雨はボイスレコーダを再生し、かつて雪乃とやり取りした声の交換日記を聞く。すると最後に、雪乃が病院のベッドで録音した最後の交換日記が流れ出した。

「どんなにつらくても、苦しくても、一瞬一瞬を大切に生きてね。そうすれば、幸せだなぁって思える瞬間に出逢えるはずだから」。雪乃の温かい声に包まれた雨は、「ばあちゃんの孫になれてよかった。幸せだった。だから忘れない」と雪乃へのメッセージを録音し…。

あくる朝、雨は、今日から自分のことを「雨」と呼んでほしい、と太陽に頼む。自分の名前を好きになることが、雪乃にできる最後のことだから、と。

仕事のために「朝野煙火工業」へ戻った太陽のもとに、司から電話が入る。そこで司は、知り合いの医師に聞いたが、五感を失うような病気はないと言われた、と言い…。

引用元:https://mezamashi.media/article/15165607?page=4

ついに祖母を失ってしまった雨。しかし、母親との関係を修復できたことで、「雨」という名前が好きになり太陽に「雨」と呼んでもらうことになります。

7話あらすじネタバレ!

逢原雨(永野芽郁)が触覚を失うまでに残された時間はあと1日半ほどに迫っていた。祖母の雪乃(余貴美子)を亡くしたばかりの雨のことを気遣う千秋(松本若菜)。日下(斎藤工)は、この先のことを考えて不安になっている雨に、「触覚が教えてくれることがあるはずだ」と告げる。

朝野太陽(山田裕貴)の家を訪れた雨は、太陽の父・陽平(遠藤憲一)や従業員たちから歓待を受ける。その席には望田司(白洲迅)も招待されていた。「太陽の恋人・雨ちゃんの初披露だ」とはしゃぐ陽平たちとは裏腹に、どこか様子がおかしい太陽に気付く司。春陽(出口夏希)はそんな司に、「サッカーをやっているならミサンガを作ってあげる」と言って、雨にも手伝いを頼む。

君が心をくれたから 逢原雨(永野芽郁)、朝野春陽(出口夏希)
席を外して外のベンチでビールを飲んでいた太陽は、やってきた司に、「五感を失う病気がないなら雨の症状の原因は何だろう」とこぼす。司は、医師の友人の話として、「何らかの後遺症で感覚を失い、それを五感を失う病気だと思い込んでいるのかもしれない」と太陽に話す。その言葉を聞いて少し安堵する太陽。実は太陽は、雨に見せるために『桜まつり』で自分の花火を上げたい、と陽平に申し出ていた。しかし、そのためには音頭をとる長崎花火協会の会長の審査を受け、認めてもらう必要がある。陽平からその話を聞いた雨は、太陽にチャンスをあげてほしい、と頼むが……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/story/story07.html

8話あらすじネタバレ!

逢原雨(永野芽郁)は、千秋(松本若菜)から「“今”って何秒間だと思う?」と問われる。わからないと首を振る雨に千秋は、それにはいろいろな説があるが、今は十秒間、というのが一番しっくりくると話す。続けて千秋は、この十秒間を精一杯、幸せに生きることだけを考えてみてはどうか、と助言し……。

一方、朝野太陽(山田裕貴)は、望田司(白洲迅)に会い、雨が触覚を失ったこと、そして、あとひと月で視覚も失ってしまうことを打ち明ける。太陽は、ちょうどその頃に行われる桜まつりで、雨に自分が作った最初で最後の花火を見てもらいたい、と言う。太陽は、桜まつりが終わったら花火師を辞めて、雨を支えようと決意していた。司を呼んだのも、自宅でできる仕事があれば紹介してもらおうと思ったからだった。

そんなある日、太陽は雨が睡眠導入剤を服用していたことを知り、ショックを受ける。千秋は、太陽が自分のために花火師を辞めると知ったら雨が悲しむ、と告げる。すると太陽は、雨には言わないつもりだと返す。日下(斎藤工)は、太陽の選択を否定するなど案内人としてあってはならない、と千秋を非難した。

太陽は、父親の陽平(遠藤憲一)と妹の春陽(出口夏希)に、今夜雨にプロポーズすると伝える。そこで太陽は、雨が五感を失ってしまうことを陽平たちにも打ち明けるが……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/story/story08.html

逢原雨(永野芽郁)は、あの世からの案内人・千秋(松本若菜)から「“今”って何秒間だと思う?」と問われる。分からないと首を振る雨に千秋は、それにはいろいろな説があるが、今は10秒間、というのが一番しっくりくると話す。

続けて千秋は、この10秒間を精一杯、幸せに生きることだけを考えてみてはどうか、と助言し…。

一方、朝野太陽(山田裕貴)は、望田司(白洲迅)に会い、雨が触覚を失ったこと、そして、あとひと月で視覚も失ってしまうことを打ち明ける。ちょうどその頃に行われる桜まつりで、雨に自分が作った最初で最後の花火を見てもらいたい、という太陽。実は、桜まつりが終わったら花火師を辞めて、雨を支えようと決意していた。

司を呼んだのも、自宅でできる仕事があれば紹介してもらおうと思ったからだった。

そんなある日、太陽は雨が睡眠誘導剤を服用していたことを知り、ショックを受けていた。

自分のために花火師を辞めると知ったら雨が悲しむ、と言う千秋に対し太陽は、雨には言わないつもりだと返す。もう1人の案内人・日下(斎藤工)は、太陽の選択を否定するなど案内人としてあってはならない、と千秋を非難した。

太陽は、父・陽平(遠藤憲一)と妹・春陽(出口夏希)に、今夜雨にプロポーズすると宣言。そこで、雨が五感を失ってしまうことを陽平たちにも打ち明ける。

一方、雨は、太陽が介護に関する本を読んでいることを知る。そこに帰宅した太陽は、花火をしようと雨を誘った。

高台の公園で、一緒に花火をする雨と太陽。いつかのように、線香花火で勝負することにした太陽は、その最中に「俺と結婚してほしい」と告げた。「私、今きっと誰よりも幸せだなぁって」。雨は、そう言って涙を流すと、一度落ち着いて考えたい、と返事を保留する。

自作のミサンガを司に届けに行った春陽は、太陽が花火師を辞めるつもりでいることを知ってしまう。家に戻った春陽は、母との約束を破った太陽に怒りをぶつけ、絶対に許さないと言い放った。

雨のもとに母・霞美(真飛聖)から連絡が入る。4月の初めに退院できることになったという霞美は、退院したら一緒に暮らさないかと提案するが、するとそこに春陽が訪ねてきたため、雨はまた見舞いに行くとだけ言って電話を切った。

春陽は雨に、太陽からのプロポーズを断ってほしいと頼む。酷いことを言っていると知りながら、自分には朝野煙火工業を守る責任がある、という。「おにいの前から、いなくなってください」。春陽は涙を流しながらそう言って頭を下げた。

太陽は千秋に、自分が跡取りであることも、陽平の期待も、母との約束も分かっているが、それでも雨がいないと意味が無い、と話す。千秋は、そんな太陽に、雨が悲しむと言ったことを撤回し、「心のままに生きなさい」と告げた。

続けて千秋は、「今って何秒間だと思う?」と太陽にも尋ねる。答えられない太陽に、千秋は10秒間だと告げた。それは、打ち上げ花火が夜空で咲いて散るまでの時間なのだという。桜まつりにどういう花火を上げるべきか悩んでいた太陽に、「あなたの人生で一番大切だった10秒間を花火に込めてみたら?」という千秋の言葉が響いた。

雨は、帰宅した太陽に、プロポーズの返事をする。OKの返事をもらい大喜びする太陽。

2人は婚姻届を準備すると、司に証人を依頼することに。市役所の窓口に婚姻届を出しておく、と言って太陽を仕事に送り出す雨。

だが、太陽がいなくなると、婚姻届を出すつもりはない、と司に告げる。あと1ヵ月で太陽の前から姿を消すことを決意していた雨は、太陽に本当は結婚していないから責任を感じなくていい、自由に生きてほしいと伝えて、と司に頼んだ。

雨は霞美に電話し、一緒に暮らしたいと告げる。ただし、太陽にも誰に告げずに、自分のことを誰も知らないところに連れて行ってほしいと頼んだ。電話を切った雨は、プロポーズは受けないことにしたと日下に告げる。すると日下は、今だけはどんな嘘をついても神様は許してくれる、と伝える。

雨は、あと1ヵ月だけ太陽の奥さんでいたいから、と言って婚姻届を破り…。

雨は、居間をブーケで飾り、仕事を終えて帰宅した太陽に「今から結婚式しよ」と提案。雨は右手にしていた指輪を外し、太陽に手渡す。それを受け取り、雨の左手を取って薬指に指輪をはめる太陽。そして2人はキスをして…。

春陽は、雨から届いたメッセージを見ていた。そこには、自分も春陽と同じ気持ちだが、1ヵ月だけ結婚したふりをさせてほしいと綴られていた。そこにやってきた陽平は、妻・明日香の実家から送ってもらったという写真を春陽に手渡す。

そこに写っていたのは、幼い春陽を抱いた千秋だった。

引用元:https://mezamashi.media/article/15181257?page=5

9話あらすじネタバレ!

逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)からのプロポーズを受け入れ、ふたりだけで結婚式をした。だが、実は雨はふたりで用意した婚姻届を出していなかった。あと1ヵ月したら太陽の前から姿を消す決意をした雨は、その間だけ、太陽の奥さんでいたいと願っていた。

太陽は、妹の春陽(出口夏希)から、母・明日香の写真を渡される。父親の陽平(遠藤憲一)が、母の顔を知らない春陽のために、明日香の実家に頼んで送ってもらっていのだ。それを見て驚く太陽。写真に写っていたのは、千秋(松本若菜)だった。

太陽は、雨にも千秋の写真を見せる。「これからは伝えたいことを伝えられるね」と喜ぶ雨。するとそこに案内人の日下(斎藤工)が現れ、止めた方がいいと忠告する。もし太陽が千秋のことを「母さん」と呼んだら、千秋は月明かりに溶けて消えてしまう、と言うのだ。

君が心をくれたから 逢原雨(永野芽郁)、日下(斎藤工)
君が心をくれたから 日下(斎藤工)
一方、望田司(白洲迅)は、春陽に会いに行き、雨が婚姻届を出していないことを伝える。春陽は、雨から連絡をもらって知っている、と返すと、全部自分のせいだと続けた。司は、自責の念にかられる春陽に、雨が桜まつりのころには視覚を失い、次は聴覚も失ってしまうのだろうと告げ、伝えたいことがあるのなら、雨と意思の疎通ができるときにしておくべきだと助言するが……。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/story/story09.html

逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)からのプロポーズを受け入れ、2人だけで結婚式をする。だが、雨は2人で用意した婚姻届を出していなかった。

あと1ヵ月したら太陽の前から姿を消す決意をした雨は、その間だけ太陽の妻でいたいと願っていた。

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太陽は、妹・春陽(出口夏希)から、母・明日香の写真を渡される。父・陽平(遠藤憲一)が、母の顔を知らない春陽のために、明日香の実家に頼んで送ってもらったのだという。それを見て驚く太陽。写真に写っていたのは、雨のそばにいるあの世からの案内人・千秋(松本若菜)だった。

雨は、結婚式で使ったキャンドルに火を灯す。キャンドルの光を見ていると落ち着くと不思議そうにしている雨に対し千秋は、人は誰でも心にキャンドルを持っていてそこには希望の光が灯っている、と話す。

家に戻った太陽は、雨にも千秋の写真を見せた。「これからは伝えたいことを伝えられるね」と喜ぶ雨。

するとそこに案内人・日下(斎藤工)が現れ、やめたほうがいいと忠告。もし太陽が千秋のことを「母さん」と呼んだら、千秋は月明かりに溶けて消えてしまう、というのだ。

続けて日下は、案内人はもともと人間で、死後にその資質がある者だけが選ばれると雨たちに伝える。だが、奇跡の対象者が生前の関係者である場合は決して選ばれないと言う。それでも千秋は食い下がり、正体を隠すと誓って太陽の前に現れていた。

陽平は、「花火師は“今という10秒間”のために全身全霊を尽くす、とアドバイスされた」という太陽の言葉を思い出す。それは、陽平が妻・明日香に言った言葉だった。

一方、望田司(白洲迅)は、春陽に会いに行き、雨が婚姻届を出していないことを伝える。春陽は、雨から連絡をもらって知っていると返すと、全部自分のせいだと続けた。

司は、自責の念にかられる春陽に、雨が桜まつりのころには視覚を失い、次は聴覚も失ってしまうだろうと言い、伝えたいことがあるのなら、雨と意思の疎通ができるときにしておくべきだと助言する。

太陽は、雨に背中を押されて、千秋に自分の気持ちを伝えようとする。だが、上手く話せないでいると、千秋からこれまでの人生を教えてほしい、と頼まれた。

そこで太陽は、母を死なせてしまったこと、赤い色が見えないことがわかり花火師になれないと落ち込んだこと、そんな自分にもう一度頑張ろうと思える力をくれたのが雨だったことを伝える。続けて太陽は、もし天国で母に会ったら「ごめんなさい」と伝えてほしいと千秋に頼んだ。

千秋はそれを引き受けると、その代わりに「見たい景色がある」と言いだす。

五感を失った後のことを考えて怖くなった雨は、日下を呼び出し、「私のこと、死なせてください」と頼む。日下は、案内人は奇跡を見届けるだけだからそれはできない、と断りながらも、かつて自分も同じような思いを抱いたことがある、と言って自らの生い立ちを話し始めた。

1953年に東京に生まれた日下は、映画の脚本家を目指していた。そんな中、日下は白石小夜子という画家を目指していた女性と出逢い、恋に落ちる。

しかし20歳のとき、小夜子は事故に遭って瀕死の重傷を負ったという。そのとき、病院に向かった日下の前に案内人が現れ、小夜子が負ったケガを日下が引き受ければ彼女を助けることができる、と持ちかけられたらしい。

小夜子に画家になる夢を叶えてほしいと願った日下は、その奇跡を受け入れた。だが、後遺症もなく目を覚ました小夜子は、「私は画家になりたい。だからあなたを支えることができない」という手紙を残して姿を消してしまったのだった。

太陽は、陽平と春陽を誘って一緒に食事をする。4人がけのテーブルに一つ空いているイスに母さんを呼ぼうと言いだす太陽。千秋が見たかった景色とは、「家族の団らん」だった。姿を現した千秋は、陽平の隣にそっと座り、3人の会話を聞いていた。

隣の席を気にするような陽平の姿に気づいた太陽は、春陽を誘ってコンビニへ。

1人残された陽平は、明日香の名前を呼び、自分と出会わなければ良かったのではないかとずっと考えていたが、それでも明日香と生きることができてよかったと話す。火事があったときに降り出した雨は、明日香が太陽と朝野煙火工業を守るために降らせてくれたと思っている──陽平は、そう礼を言った。

太陽から、「人生で一番大切だった10秒間はいつか」と問われたことを思い出した陽平は、明日香と出逢ったときだと思う、と太陽に告げる。それを聞いた太陽は、自分がどういう花火を作りたいのかわかった気がする、と返した。

雨のもとへ帰る道すがら、千秋は太陽にキャンドルの話をして、もう一度会いたいという願いを実現させてくれた礼を言う。そして、五感を失った後の人生におびえている雨にも“希望の光”を分けてあげてほしいと頼んだ。

太陽は、いくつものキャンドルを買い求めて雨のもとへと戻る。その一つひとつに火を灯しながら、雨の五感は必ず取り戻す、と約束する太陽。

「いつか見たい景色があるんだ」。太陽は雨にそう告げた。それは、パティシエになって自分の店を持った雨が、スイーツを褒めてくれるお客さんたちに「そうでしょ?どれも私の最高傑作だもん」と言って笑う姿だった。

笑顔を取り戻した雨は、キャンドルの火を愛おしそうに見つめ…。

雨は日下に、一つだけ見たい景色ができたと言う。それは、太陽が立派な花火師になり、誰かと結婚をして幸せに暮らす未来。雨は、その希望を叶えるまで生き続けると決意していた。

日下は、小夜子の作品が展示されている長崎市美術館を訪れていた。かつて愛した女性が長崎の町を描いた作品を一つずつ見ていく日下。最後の1枚は彼女の遺作だった。

「ごめんなさい」というタイトルが付けられたその作品は、光の中で手をつないで歩いている男女の姿。日下は、好きな人の未来を見てみたかったと千秋に告げると、理不尽な奇跡を背負い、苦しいことしかなかった自分の人生はこの瞬間のためにあったのかもしれない、と続けた。

太陽は、長崎花火協会会長の審査を受けるために、桜まつりで打ち上げる花火を見てもらう。一方、雨は神社を訪れて太陽の合格を祈願していた。

雨の腕時計は、視覚を失うまで残り1週間を示していた。

引用元:https://mezamashi.media/article/15189657?page=5

10話あらすじネタバレ!

逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)から嬉しい報告を受ける。桜まつりの花火大会で打ち上げる花火の審査に、合格したのだ。トップバッターが太陽の父・陽平(遠藤憲一)で、太陽の花火はその次だという。大喜びした雨は、どんな花火にしたのかと尋ねた。すると太陽は、当日までのお楽しみ、としながらも、「俺の人生で一番大切だった十秒間かな」と返す。

桜まつり当日。雨は、望田司(白洲迅)に頼み、母・霞美(真飛聖)が入院している病院まで車を出してもらう。やってきた雨が杖をついていることに驚く霞美。雨は、触覚を失い、もうすぐ視覚も失ってしまうことを霞美に打ち明ける。雨のために何もできない、と泣きじゃくる霞美に、「お母さんの笑顔が見たい」と頼む雨。

花火大会の会場では、太陽たち朝野煙火工業の面々が打ち上げの準備を進めていた。離れた場所でその様子を見つめていた千秋(松本若菜)は、美術館で「自分の人生は今日この瞬間のためにあったのかもしれない」と言っていた日下(斎藤工)の言葉を借り、太陽の作った花火を見届けることができたらもう思い残すことはない、と日下に伝える。

雨は、霞美と別れて司とともに花火大会の会場へと向かう。だが会場では、次第に分厚い雲が広がり、強い風が吹き始めていた…。

引用元:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/story/story10.html

君が心をくれたからキャスト

引用元:フジテレビ公式サイト

逢原雨(あいはら あめ)〈26〉:永野芽郁

過去のある経験から、自分に自信を持てずにいる女性。学生時代に、“雨”という珍しい名前から“ザー子”と呼ばれてバカにされ、他人と関わらないようにしていた。そんな彼女に、ただ一人明るく声をかけてくれたのが太陽だった。太陽と過ごすうちに、初めて人生に前向きになれた雨は、高校卒業と同時に、パティシエの夢を叶(かな)えるために上京。太陽には自分の想いを伝えないまま離れることに。しかし、雨はある理由で長崎へ帰ることになり、心の中で太陽と再会したいと願いながらも、今の自分を見られたくないと葛藤していた…。

永野芽郁さんコメント

「この作品は、誰かのことを純粋に思ったり、誰かのために何かをしてあげるっていうことはとても素敵なことなんだな、と改めて感じられるドラマになっていると思います。逆に、人を思って何かをすることが、相手にとっては酷な面もあったりするという、人間のリアルな部分も描いている作品でもあります。今少し心がモヤモヤしていたり、自分のこれから先のことがちょっと不安だったりする方が、このドラマを見てどこか救われる部分もあると思います。『君が心をくれたから』をぜひご覧ください」

引用元:公式サイト

朝野太陽(あさの たいよう)〈28〉:山田裕貴

一人前の花火師になるという夢を持ち、明るく前を向いて生きる男。長崎で代々続く老舗煙火店の跡取り息子として生まれた太陽は、亡き母との約束を果たす為、父の跡を継ぐべく修行に励んでいる。元気で活発な性格だが、学生時代に気になっていた雨に対してだけは素直に話しかけられないような不器用な面も持つ。雨に自分の想いを伝えられないまま上京を見送ったが、離れていた8年の間、片時も彼女のことを忘れたことはなかった…。

山田裕貴さんコメント

「『君が心をくれたから』というタイトルの通り、人は色々な人から、色々な言葉をもらったり、行動をもらったりしますが、それは“相手の心をもらう”ということだと思います。この2人がどういう風に心をあげあうのか、そして、その最中には辛く悲しいこともあったりして物語は進んでいくので、この2人がどうなっていくのか、ぜひ見守っていただければと思います。毎話泣けます!」

望田司(もちだ つかさ)〈33〉:白洲迅

長崎市役所で働く心優しい青年。司は、自分に自信を失っていた雨と出会い、彼女の良き理解者としてたびたび相談に乗るようになる。前を向こうと必死にもがく雨の姿を見ているうちに、次第に彼女に恋心を抱くようになるが、雨の気持ちは太陽に向いていることに気がついてしまって…。

朝野春陽(あさの はるひ)〈24〉:出口夏希

太陽の妹。「春陽」という名前が表す通り、明るく陽気な性格で、不器用な一面もある兄・太陽にたびたびストレートな言葉をかけてはタジタジにしている。しかしその一方で、誰よりも太陽と家族の幸せを願っていて…。

朝野陽平(あさの ようへい)〈59〉:遠藤憲一

太陽の父であり師匠である花火師。代々続く老舗煙火店“朝野煙火工業”の当主として、息子の太陽を一人前の花火師に育てるべく、人一倍厳しく接している。しかし、早く花火師として成功したいと焦る太陽とたびたび衝突してしまって…。

逢原霞美(あいはら かすみ)〈46〉:真飛聖

逢原雪乃(あいはら ゆきの)〈67〉:余貴美子

雨の祖母。長崎に帰ってきた雨と2人で暮らしている。明るくおおらかな性格で、ふさぎ込みがちな雨のことを優しく支え、時には彼女の恋愛相談に乗ることも…!太陽との関係に悩む雨の背中をそっと押してくれる、頼れる存在。

日下(くさか):斎藤工

雨に“過酷な奇跡”を提示するあの世からの案内人。太陽が事故に遭い、悲しみに暮れる雨の目の前に突然現れて、「奇跡を授ける代わりにあなたの心を奪わせてください」と持ちかける謎めいた人物。時に厳しい口調で雨に決断を迫る冷酷な一面を見せることも。

斎藤工さんコメント

「永野芽郁さん、山田裕貴さん、松本若菜さんをはじめ、素晴らしい輝きのキャスト、スタッフの皆様と感覚を研ぎ澄ませ、”現代の神話”を紡いで行きます。どうぞ月曜9時にお会いしましょう」

引用元:公式サイト

千秋(ちあき):松本若菜

日下と共にあの世からやってきた案内人。日下と同じくミステリアスな人物だが、“過酷な奇跡”を提示された雨に対して思いやる言動を見せるなど、人間味のある一面も。

松本若菜さんコメント

「こんなに悲しく苦しい“奇跡”があるのでしょうか。素晴らしい奇跡が起きている一方で、誰かが傷ついているかも知れない。でも、そこにはきっと慈しみ深き愛があるはずです。皆様にもこの奇跡の行方を見守っていただきたいです」

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