朝ドラ【虎に翼】時代背景と時代設定・年代を時系列で!年表も

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伊藤沙莉さん主演のNHK朝ドラ「虎に翼」女性初の弁護士や裁判所長になられて三淵嘉子さんをモデルにしたヒロインの猪爪寅子の物語ですが、時代背景は年代はいつ?「虎に翼」の時代背景と時代設定を年代ごとに時系列で、また年表もご紹介します。

目次

朝ドラ【虎に翼】の時代は昭和の始めからスタート!

虎に翼【横山太一郎】のモデルは実在のお見合い相手?藤森慎吾が演じる!

朝ドラ「虎に翼」とは?

朝ドラ「虎に翼」は実在の家裁の母と呼ばれた三淵嘉子さんがモデルです。

朝ドラ「虎に翼」伊藤沙莉さんが演じるヒロイン、猪爪寅子のモデルは、日本で初の女性弁護士や、裁判所長を務められた三淵嘉子さん。

家庭裁判所で多くの少年少女の更生に尽力され、家裁の母と呼ばれた人物です。

日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。

困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描いています。

朝ドラ【虎に翼】の時代は昭和の始めからスタート!

そんな「虎に翼」 のあらすじをご紹介です。

昭和6年。女学校に通う猪爪寅子(伊藤沙莉)は、父・直言(岡部たかし)と母・はる(石田ゆり子)に次々とお見合いをさせられる。女学校を出たら結婚し、子を産み、家庭を守るべし。そんな考えに納得できない寅子は、猪爪家の下宿人・優三(仲野太賀)が通う大学で、法律に出会う。明律大学女子部法科。教授・穂高(小林薫)の言葉から、女性が法律を学ぶ場所があると知った寅子は、母の反対をよそに、弁護士への道を歩み始める。女性初の弁護士、のちに裁判官となった女性とその仲間たちの物語がいよいよ始まります!

引用元 NHK

一般的にヒロインの子ども時代から始まることが多い朝ドラですが、「虎に翼」はヒロインの寅子が17歳からスタートします。

主役の伊藤沙莉さんは、スタートからの登場。昭和が始まってまもない、1931年(昭和6年)から始まります。

判明しているネタバレから、年代や時代背景を時系列でご紹介していきます。

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1931年(昭和6年)寅子17歳でスタート!

1931年(昭和6年)17歳の寅子(伊藤沙莉)からスタート!女学校の最終学年で、レストランにてお見合いに臨む寅子。

前の日の夜、お見合いをしたくなかった寅子は、家出を試みていました。

ですが12歳年下の弟、直明( 三山凌輝)に見つかってしまい、家族みんなが起きてしまいます。

5歳上の兄、直道(上川周作)は、書生として5年ほど下宿している優三(仲野太賀)と恋をしているから、と勝手に思い込んでいます。

寅子は女学校で2番目の成績。結婚しなければならないことに、納得ができないでいました。

女学校で得た知識を、卒業後に活かしたいと思う寅子。ですが学んだ知識は、良い家庭を築くためにお使いなさい、と言う母親のはる(石田ゆり子)。

朝まで激論を交わした猪爪家。翌日のお見合いの席で、寅子は居眠りをしてしまい、結局破談に・・・。

次のお見合いもうまく行かず、女学校の親友、花江( 森田望智)に愚痴をこぼします。

女の人のいちばんの幸せは結婚と、決めつけられることが、納得できないのかもしれない

花江は「そんなお子ちゃまだったの?」と返します。当時は早く結婚するのが親孝行、というのが一般的な考え方でした。

寅子は両親のため、3度目のお見合いに挑戦します。

相手は横山太一郎(藤森慎吾)といい、海外勤務のある貿易会社のエリート。

対等に話し合える人が良い、と言う太一郎に、寅子は社会情勢などについて意見を語り始めます。

すると突然太一郎は「分をわきまえなさい!女のくせに生意気な」と言い、席を立ってしまいました。

結局このお見合いも破談となってしまいます。

もうすぐ直道が結婚します。お相手は寅子の親友、花江です。

花江は女学生のうちに結婚を望んでいました。

はるが親戚の不幸で、しばらく里帰りすることになり、食事の用意などを任された寅子。

すると米谷家の女中、稲(田中真弓)と花江が助っ人にやって来ました。

結婚を控え、花江は幸せそうでしたが、やっぱり寅子は結婚が幸せにつながるとは思えません。

1931年(昭和6年)寅子17歳のとき法曹と出会う

優三のお弁当を作り忘れた寅子は、急いで作り優三が通う学校まで届けました。

優三は両親を亡くしていて、弁護士だった父親に憧れ、弁護士を目指しています。

優三の父親と友人だった直言が、優三を下宿させ、昼は銀行で働き、夜は夜学で学んでいます。

学校に入った寅子は、廊下の窓から教室のなかをのぞき見します。

講義をしていたのは桂場(松山ケンイチ)で、生徒とのやり取りを聞き思わず「は?」と大声を出してしまいました。

それは「婚姻状態にある女性は無能力者」という発言。

慌てて優三が寅子を連れ出そうとしましたが、そこに教授の穂高(小林薫)が現れ、こう寅子に言いました。

言いたいことがあれば、言いたまえ

寅子は「女性が無能だということか?」と尋ねると、桂場が答えます。

そうではない。結婚した女性は責任能力が制限される、ということだ

家ではすべてのことに母のはるが、責任をもってやっている、と言いましたが、妻はいろいろなことに夫の許可が必要である、と桂場が答えます。

穂高は寅子にこのまま残るように勧め、寅子はほかの男子学生と一緒に講義を受けました。

講義が終わり、穂高から感想を聞かれた寅子は、女性の立場が低いなどの理由から、自分が結婚に興味をもてなかったことがわかったと答えます。

ハキハキと答える寅子に穂高は「君は法律家に向いてるよ」と言い、自分が教授を務める明律大学女子部法科に入るよう、勧めました。

女子部への進学を心に決めた寅子。直言にそのことを話すと「その手があったか!」と喜びます。

直言は本当は嫌がる寅子に、無理にお見合いをさせたくはなかったのです。

直道と花江の披露宴が終わり、はるに進学の話をしようとしたとき、突然穂高がやって来ました。

穂高は直言の恩師で、はるのことも知っていて、寅子はふたりの娘では?と思っていたのです。

そして願書を受け取ったことと、一応試験はあるが、合格だと告げます。

1932年(昭和’年)寅子18歳で明律大学女子部へ

1932年春、寅子は明律大学女子部に入学。優三は高等試験に落ち、司法浪人2年目となりました。

新入生は60人。昨年入学した1期生は70人いましたが、7人まで減っています。

入学から1週間経ち、寅子は涼子(桜井ユキ)、崔香淑(ハ・ヨンス)、梅子(平岩紙)と、4人でお弁当を食べる仲になりました。

ある日ひょんなことから、裁判の傍聴が好きだという笹山(田中要次)に連れられ、民事裁判の傍聴をすることに。

そこでは離婚裁判で勝訴した女性が、結婚のときに持参した母親の着物を取り返すための裁判がおこなわれています。

それを傍聴していた同期のよね(土居志央梨)も優三も、法律上着物は戻らないと言い、憤慨する寅子。

穂高からみんなでこの裁判を考えるよう言われ、みんなで裁判の今後について話し合います。

ですが裁判は女性への着物の引き渡しが宣告され、寅子は喜びます。

みんなは真剣に法律を勉強し、みんな女子部を卒業。明律大学法学部に進学することになりました。

1935年(昭和10年)寅子21歳で明律大学法学部へ

1935年春。寅子たちは法学部へ進学し、直道と花江は息子が生まれ、近所に引っ越していきました。

優三はまたも落ちてしまい、夜学に入りなおします。

法学部初日、男子たちになめられてはいけない、と緊張するみんな。

ですが教室で待っていたのは、女性に理解を示す花岡(岩田剛典)たちでした。

もちろん男女が分かり合えるはずがない、と敵意を示す轟(戸塚純貴)のようが学生もいます。

ある日花岡の提案で、みんなでハイキングに行くことに。ところがそこで花岡が、つい女子たちを見下したような発言をしてしまいます。

思わず寅子は花岡を突き飛ばしましたが、、、花岡はバランスを崩し、崖から転落してしまいました。

みんなで花岡を病院に運び、顔面蒼白な寅子に、轟は話しかけます。

女に突き飛ばされてよろけるアイツの鍛錬が足りんのだ

花岡は足と腰をねんざ、右腕を骨折し、頭にもけがをしていました。

花岡にちゃんと謝る機会がないまま、3日間が過ぎています。

退院した花岡は、梅子の夫をかばう発言をし、梅子を傷つけたことを謝りました。

それを陰で聞いていた寅子は、ようやく花岡に謝ります。

ところがムッとしている花岡。

ただでさえ何をしていても猪爪くんが頭に浮かぶのに、また君のことばかり考えてしまうだろう

そう言われキュンとする寅子。

そんなとき、父親の直言が収賄容疑で連行され、家にも家宅捜索が入ります。

寅子は優三やはるの手を借り、直言の潔白を証明しようと資料を集め、穂高に相談しました。

1936年(昭和11年)寅子22歳 父親の裁判

直言の第1回公判が始まりました。桂場が判事であることに驚く寅子。

その後100回を超える公判が結審し、無罪が言い渡され、検察側も控訴を断念。

直言たちの無罪が確定し、猪爪家にもようやく平和が戻りました。

穂高から判決文を書いたのが桂場だと聞き、直接お礼に向かう寅子。

自分が考える法律のことを話した寅子は、桂場から「君は裁判官になりたいのか?」と聞かれます。

ですがこのときはまだ女性は裁判官にはなれなかったので、桂場はこう言いました。

失礼。ご婦人は裁判官にはなれなかったね

この会話が、のちに寅子の未来を大きく変えることになります。

時代背景と時代設定・年代を時系列で【明律大学卒業そして結婚】

朝ドラ「虎に翼」は実話?元ネタの女性初の弁護士や明治大学について

1937年(昭和12年)寅子23歳で高等試験に落ちる

明律大学法学部最終学年になった寅子は、初めての高等試験を受けますが、筆記試験で落ちてしまいます。

先輩の久保田と、同期の花岡と稲垣だけが合格。寅子は働くことを条件に、卒業後も勉強すると言い、はるはしぶしぶそれを承知しました。

大学は翌年以降の女子部新入生の募集中止を発表しましたが、寅子たちが学長に直談判し、女子の誰かが高等試験に合格したら、また募集を再開するとの約束を得ます。

後に続く女子のため、寅子たちは必至で勉強します。

1938年(昭和13年)寅子24歳で法学部卒業

明律大学法学部を卒業した寅子は、弁護士の雲野六郎(塚地武雅)の事務所で働くことになりました。

花岡は桂場の下で、裁判官になるための実務を修習していて、時間が会うときはふたりでランチを一緒に楽しむように。

同期の崔香淑は帰国することになり、良子は男爵家の子息と婚約し、高等試験を受けれなくなりました。

さらに梅子も夫から離婚届を渡され、家を出たため高等試験を断念。

6月の高等試験を受けた寅子、優三、よね、轟、中山は筆記試験を突破します。

口述試験は優三とよね以外が合格しました。

優三はこれで高等試験を諦めると宣言します。

寅子たちの合格はマスコミにも取り上げられ、女子部の志願者も急増しました。

1939年(昭和14年)寅子25歳で弁護士修習生へ

猪爪家を出ることになった優三。直言が社長をしている会社に、住み込みで働くことになりました。

寅子はこれから1年半、弁護士の修習生として、雲野法律事務所で実務を積んでいくことになります。

正式に裁判官になった花岡から、2人でお祝いの会を開くことになり、周りはプロポーズかと盛り上がります。

ですが佐賀地裁に赴任することになった、花岡と寅子は握手をして別れました。

1940年(昭和15年)寅子26歳で弁護士に

修習期間を終えた寅子は、弁護士資格を取得しますが、女ということで依頼人が嫌がり、法廷に立つことができていません。

女性として初めて法廷に立ったのは久保田でした。

久保田の裁判を傍聴した寅子とよね、轟は偶然その帰りに上京していた花岡と再会します。

花岡は可憐な女性を連れていて、婚約者だと紹介。

このあとよねと轟に呼び出された花岡は、寅子への気持ちを問い詰められます。

花岡は結婚相手には家庭に入ってほしく、弁護士になった寅子に、嫁に来てほしいとは言えなかったと告白しました。

寅子は衝撃を受け、帰宅して両親に「お見合い相手を探してほしい」と頭を下げました。

寅子は社会的な信頼と地位をあげる手段、と説明。

するとそれを聞いた優三が、寅子にプロポーズしにやって来ました。

両親も二人の結婚を許し、ふたりは寅子の部屋で一緒に住むようになりました。

実はずっと寅子が好きだった優三。寅子にはそのままでいてほしいと告げます。

1942年(昭和17年)寅子28歳で妊娠

弁護士として活動し、心身ともに疲れている寅子。優三は「せめて僕の前では肩の荷を下ろして」と、優しい言葉をかけます。

そんな優三のやさしさに触れ、寅子は優三に惹かれていきました。

寅子の妊娠がわかり、喜びに包まれる猪爪家。

一方女性弁護士となった久保田と中山は、家庭と仕事の両立に疲れ果て、弁護士を辞めると言い出しました。

寅子も明律大学で講演をしますが、無理がたたり倒れてしまい、妊娠を知った穂高から仕事をやめるよう言われてしまいます。

結局無言の圧力から、寅子は事務所に辞表を提出しました。

1943年(昭和18年)寅子29歳で出産と優三の死

1943年、寅子は娘の優未を出産。ちょうど戦争が激化してきたころで、女子部は閉鎖となり、優三にも赤紙が届きました。

先に出征していた、兄の直道が戦死したとの知らせが来て、まもなく終戦を迎えます。

猪爪家は着物などを売り、闇市で食べ物を買い、飢えをしのいでいます。

終戦から1年が過ぎ、直言が倒れました。偶然寅子は直言が写真立ての後ろに隠していた、優三の死亡告知書を見つけます。

知らせを受け取った直言は、つい隠してしまったのです。

寅子の手を取り号泣しながら詫びる直言。

優三の死を受け入れられない寅子ですが、直言のことを許します。

その数日後、直言は静かに息を引き取りました。

ある日、優三の最期を知る人物がやってきて、寅子の手作りのお守りを渡しました。

寅子は法律の世界で、自分の力で稼いでいくことを決意します。

1947年(昭和22年)寅子33歳裁判官の道へ

寅子は裁判官になることを決意し、法曹会館に向かい採用してほしいと直談判します。

そこに居合わせた裁判官の久藤が、寅子を気に入り、自分の下で働くよう勧めました。

日本はGHQの指導の下、敗戦処理と国家の民主化を進めているところ。

花岡は東京地裁に戻っていて、ふたりは再会しましたが、その年の12月、闇市の食べ物に手を付けなかったことにより、花岡は餓死してしまいました。

1949年(昭和24年)寅子35歳で裁判官に

ついに寅子は裁判官に任ぜられます。

はるも安らかに旅立ちました。

家庭裁判所の広報活動の一環として、コンサートが企画され、出演する人気歌手と会話した寅子。

寅子は自分の仕事について、こう話します。

すべての人間を平等に幸せにできる。困った人の手伝いができる最高の仕事です

コンサートは大成功に終わり、寅子は充実感を味わうのでした。

ここまでが、現在わかっている「虎に翼」のストーリーでした。

朝ドラ「虎に翼」のキャスト

キャストをご紹介します!

猪爪 寅子(いのつめ ともこ):伊藤沙莉

大正3年(1914)五黄(ごおう)の寅年に生まれ、寅子(ともこ)と名付けられる。女学校の卒業を迎えた年、お見合い結婚を勧める母親を振り切って、女性に法律を教える日本で唯一の学校への入学を決意。そこで出会った仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)し、やがて日本初の女性弁護士となる。世間知らずで自信家の所もあるが、全てに全力の人。弁護士として、裁判官として、一歩ずつ成長していく。あだ名は“トラコ”。

猪爪 はる(いのつめ はる):石田ゆり子

寅子の母
料理と整理整頓が得意で、猪爪家の家計も家事も完璧に管理するしっかり者。常に現実的で、寅子には早く結婚して欲しいと思っている。夢を語る寅子に厳しいアドバイスをすることも。末っ子の直明(なおあき)にだけは甘い。

猪爪 直言(いのつめ なおこと):岡部たかし

寅子の父
銀行に勤め、3人の子どもの父として猪爪家を支える。大抵のことは笑って許してくれる優しい父だが、妻のはるには頭が上がらない。法律を学びたい寅子の夢を応援する。

佐田 優三(さだ ゆうぞう):仲野太賀

猪爪家に下宿している書生。早くに両親を亡くし、弁護士だった父に憧れて大学に通うが、高等試験(現在の司法試験)にはなかなか合格できない。
昼は銀行で働き、夜は大学で勉学に励む。

米谷 花江(よねたに はなえ):森田望智

寅子の女学校の同級生。女学生のうちに結婚することが夢で、寅子の兄・直道と婚約中。妻として必要なものを全て習得し、家庭で一番になりたいと願う。寅子の親友から、やがて家族となる。

猪爪 直道(いのつめ なおみち):上川周作

寅子の兄
人が良く、妹思いの兄。寅子の親友・花江に一目ぼれし、婚約をしている。妹の結婚を心配しているが、好きなことをして欲しいとも思っている。

猪爪 直明(いのつめ なおあき):永瀬 矢紘

寅子の弟
純粋な性格で家族想い。責任感が強く、家計を支えるため自分を犠牲にしようとするような一面も。

山田 よね(やまだ よね):土居 志央梨

さっそうとした男装の女性。同級生の中でも人一倍やる気があるが誰とも群れたがらず、のんきに見える寅子たちに強く当たる。女性の社会進出に熱い信念を持っている。

桜川 涼子(さくらがわ りょうこ):桜井 ユキ

華族のお嬢さま。ファッションや行動が雑誌で取り上げられるほどの有名人。海外で過ごした経験もあり英語が堪能で、成績優秀。いつもお付きの女性を伴って登校している。

大庭 梅子(おおば うめこ):平岩紙

寅子の同級生で一番年上の学生。弁護士の夫がいる。家庭では3人の息子の母親。「若いとおなかがすくから」が口癖で、毎日のようにおにぎりを作ってきてくれる。

崔 香淑(さい こうしゅく/チェ ヒャンスク):ハ・ヨンス

朝鮮半島からの留学生。法律を学んだ兄の勧めで明律大学女子部に進学した。日本語が堪能で、寅子たちともすぐに打ち解ける。

花岡 悟(はなおか さとる):岩田 剛典

社交的で学生たちの中心的な存在。女子部卒の学生たちにも心を開き、轟をいさめながら寅子たちと行動を共にする。女性から大人気で、寅子にとっても気になる存在。

轟 太一(とどろき たいち):戸塚 純貴

寅子たちが女子部から法学部へ進学した際に出会う男子学生。男は強くあるべしと努めて男らしく振る舞う。女子部卒の学生たちに対し警戒心を持っているように見えるが……。

久保田 聡子(くぼた さとこ):小林 涼子

寅子の先輩となる女子部一期生のリーダー的な存在。率直な話し方でとっつきにくそうだが、後輩の面倒見は良い。

中山 千春(なかやま ちはる):安藤 輪子

同じく女子部の一期生。久保田とともに寅子たち後輩を歓迎する。人当たりが柔らかく、親切で、涙もろい。

玉(たま):羽瀬川 なぎ

桜川家のお付き。涼子(桜井ユキ)を敬愛し、いつもそばにいるため、寅子(伊藤沙莉)たちとも親しくなる。

桜川 寿子(さくらがわ ひさこ):筒井 真理子

涼子の母。夫・侑次郎を婿に迎え、桜川家を存続させた。娘・涼子にも自分と同じように婿を取り、家を守ってくれることを望んでいる。

桜川 侑次郎(さくらがわ ゆうじろう):中村 育二

涼子の父。桜川家への入婿で、妻・寿子より立場が弱い。涼子の将来には放任主義の姿勢を見せる。

稲(いね):田中 真弓

花江の実家・米谷家で働く女中。花江と寅子を母のように見守る。故郷の新潟に帰った後も、寅子との縁が続いていく。

笹山(ささやま):田中 要次

いわゆる「傍聴マニア」で寅子たちと法廷でたびたび顔を合わせる。「笹寿司」の主人で寿司職人。寅子を娘のように思い、応援している。

竹中 次郎(たけなか じろう):高橋 努

ゴシップ記事のネタを常に探す新聞記者。女子部の寅子たちのことも皮肉に書き立てる。各界に通じている事情もあり、時に寅子に忠告することも。

雲野 六郎(うんの ろくろう):塚地 武雅

寅子が働くことになる雲野法律事務所の代表。人情に厚く、いつも依頼をタダ同然で受けてしまうので事務所の経営は苦しい。

桂場 等一郎(かつらば とういちろう):松山 ケンイチ

司法の独立を重んじる気鋭の裁判官。堅物で腹の内を決して見せないため、周囲の人々も彼をつかみきれない。寅子に対して、女性が法律を学ぶことに疑問を呈する。「法の世界」の手ごわい先輩だが、実は甘党。

穂高 重親(ほだか しげちか):小林 薫

高名な法学者。女子教育に熱心で明律大学女子部の立ち上げに尽力し、教べんをとる。おおらかで何事にも動じないが、ひょうひょうとしておちゃめな一面も持つ。「法の世界」における寅子にとっての「生涯の師」。

引用元 NHK

三淵嘉子の年表まとめ

朝ドラ【虎に翼】の意味とは?タイトルの由来は強い女?

「虎に翼」寅子のモデル、三淵嘉子さんのカンタンな年表です。

1914年(0歳)11月13日 台湾銀行勤務の武藤貞雄さんの長女として、シンガポールで生まれる

1920年(6歳) 帰国して東京渋谷区に移住する

1932年(18歳) 明治大学専門部女子部法科に入学

1935年(21歳) 明治大学法学部に編入

1938年(24歳) 明治大学法学部卒業し、高等試験司法科試験に合格

1940年(26歳) 同期の中田正子さん、久米愛さんと共に、日本初の女性弁護士となる

1941年(27歳) 実家に書生として出入りしていた、和田芳夫さんと結婚

1943年(29歳) 第一子となる芳武さんを出産

1946年(32歳) 芳夫さんが長崎の病院で戦病死

1947年(33歳) 裁判官採用願を司法省に提出、初代の家庭局局付に就任

1952年(38歳) 名古屋地方裁判所で女性初の判事補に就任

1956年(42歳) 裁判官の三淵乾太郎さんと再婚子連れ同士での再婚

1963年(49歳) 日本の裁判所初となる「原爆投下は国際法違反」を名言する

1972年(58歳) 初の女性家庭裁判所長に就任

1979年(65歳) 定年退官

1984年(69歳) 骨肉腫のため死去

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