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NHKのドラマ「シリーズ未解決事件 File.10 下山事件(しもやまじけん)」が3月30日に放送!第一部は事件を描いたドラマ、二部はドキュメンタリーです!森山未來さん主演のドラマ「下山事件」のキャストやあらすじネタバレ脚本家などご紹介します。実話の犯人は誰?李中煥?
未解決事件ドラマ【下山事件】は実話で原作とネタバレは?
未解決事件ドラマ【下山事件】は実話!原作はある?
“戦後史最大のミステリー”として、いまなお多くの謎につつまれる占領期最大の未解決事件「下山事件」をドラマとドキュメンタリーで放送!
ドラマに原作はなく、実話を元に制作されたフィクションですがもちろん、実話がちりばめられた作品になっていると思われます。
脚本家
「未解決事件」の「下山事件」を脚本を手掛けたのは安達奈緒子(あだちなおこ)さんです。
おかえりモネの脚本家、安達奈緒子先生が気仙沼に。(おかえりなさい!)
素敵な物語を紡いでくださった感謝をお伝えできました!ご挨拶した時に「サユミさんですか?」とおっしゃっていただき、私の日記をご存じでした😭いちファンの創作までご覧くださって本当に感激です…ありがとうございました😭 pic.twitter.com/8UDaRtNiUe— サユミ (@sayumino1nichi) October 20, 2022
※画像左が安達奈緒子さん
安達奈緒子さんは、前回放送されたNHKスペシャル・未解決事件の「File.09 松本清張と帝銀事件」の脚本も手掛けられていました。
占領期最大の未解決事件「下山事件」
その闇が明らかになるー#NHKスペシャル #未解決事件
File.10 下山事件
3月30日夜7時30分〜放送作:安達奈緒子 音楽:川井憲次
出演 #森山未來 #佐藤隆太 #大沢たかお#溝端淳平 #玉置玲央 #前田旺志郎 #森崎ウィン#渡部篤郎 ほかhttps://t.co/Z4BpRUIrWg pic.twitter.com/OVutTU7jtQ— NHKスペシャル(土曜夜10時 日曜夜9時) (@nhk_n_sp) March 13, 2024
2003年に『僕らの未来に子供たちはイエスと言うか』で第15回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞し、翌年に放送されたドラマ『冬空に月は輝く』で脚本家デビュー!
過去には朝ドラ「おかえりモネ」や「きのう何食べた?」「透明なゆりかご」『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』「お別れホスピタル」などの話題作・ヒット作を手掛けています。
未解決事件シリーズとは?
NHKスペシャルとして2011年から放送されているこのシリーズ。ファンも多い、毎回見ごたえのある内容になっています。
NHKに保管されているデータや、新たに取材した事実から未解決事件を検証するという番組です。
これまでにこんな未解決事件を放送してきました。
File.01 グリコ・森永事件
File.02 オウム真理教
File.03 尼崎殺人死体遺棄事件
File.04 オウム真理教 地下鉄サリン事件
File.05 ロッキード事件
File.06 赤報隊事
File.07 警察庁長官狙撃事件
File.08 JFK暗殺
File.09 松本清張と帝銀事件
かなり詳しく作りこまれているので事件の内容によっては「怖い」という声があがっています。
下山事件の概要
「未解決事件」の放送概要です。
1949年7月、国鉄職員10万人の解雇に関して労組と交渉中、忽然と姿を消した下山定則総裁。その後、無残な轢死体で発見された。検死解剖の結果、死体から血が抜き取られていたことが発覚。自殺か他殺かをめぐる大論争へともつれ込んでいく。東京地検の主任検事として捜査を指揮することとなった布施健(森山未來)は、自殺として不可解な点が多い事件から、他殺の糸口を探っていく。NHKではドラマとドキュメンタリーの2本シリーズで、いまなお続く「日本の闇」に新たな光をあてる。
引用元 NHK公式サイト
下山事件について、3月30日にドラマとドキュメンタリーの2本シリーズで描かれます。
一部 3月30日 19:30〜20:50 NHKスペシャル 未解決事件 File.10 下山事件 第1部
誰も解けなかった“戦後史最大の謎”下山事件。捜査の内幕を明かす極秘資料を入手!国鉄総裁は、なぜ“怪死”したのか?巨大な闇に立ち向かった検事の壮絶な闘いをドラマ化
引用元:https://tv.yahoo.co.jp/program/124455979
二部 3月30日 22:00〜22:55 NHKスペシャル 未解決事件 File.10 下山事件 第2部
戦後史最大の謎「下山事件」の核心に迫る極秘資料を入手!国鉄総裁は“暗殺”されたのか?秘密工作の実態を明かす「最後の証言」。怪事件の背後でうごめく巨大な謀略とは?
引用元:https://tv.yahoo.co.jp/program/124456008
【占領期最大の謎】
1949年、国鉄の下山総裁が突然の失踪後、れき死体で発見された。
誰も解き明かせなかった“究極の迷宮”下山事件を、ドラマとドキュメンタリー、2部構成でお届けします。
NHKスペシャル
30(土)夜7:30 / 夜10:00[総合]https://t.co/oc0YhroOuP pic.twitter.com/vVK5l8IiQB— NHK PR (@NHK_PR) March 29, 2024
第1部はドラマ編、第2部はドキュメンタリーとして放送されます。
過去に映像化された作品!大沢たかおが松本清張役で再登場!
迷宮入りした謎の未解決事件ということで、多くの関連書籍が発売されている「下山事件」。
松本清張さんは『日本の黒い霧』を発表し自らの推理をされて大きな話題になりました。
今回の「下山事件」のドラマでも「帝銀事件」に出演していた大沢たかおさんが松本清張さん役で再登場します!
1954年には下山事件をモデルにした映画『黒い潮』が公開されて、毎日映画コンクール美術賞、ブルーリボン賞助演男優賞などを受賞しました。
他にも以下の作品が発表されています。
1981年 映画『日本の熱い日々 謀殺・下山事件』
1980年 『土曜ドラマ戦後史実録シリーズ 空白の900分 -国鉄総裁怪死事件-(前・後編)』
2018年『闇の伴走者〜編集長の条件』(WOWOW)
ドラマ「下山事件」のあらすじネタバレ
一部 ドラマ「下山事件」あらすじネタバレ
「この事件は謎ばかり。
しかし10年追い続けて見えてきたことがあるんです。」1949年7月、国鉄職員10万人の解雇に関して労組と交渉中、忽然と姿を消した下山定則総裁。その後、無残な轢死体で発見された。検死解剖の結果、死体から血が抜き取られていたことが発覚。自殺か他殺かをめぐる大論争へともつれ込んでいく。東京地検の主任検事として捜査を指揮することとなった布施健(森山未來)は、自殺として不可解な点が多い事件から、他殺の糸口を探っていく。
朝日新聞の記者・矢田喜美雄(佐藤隆太)は“伏せケン”と異名をとるほどマスコミに情報を漏らさない布施とぶつかり合いながら検察の捜査の核心を追う。複雑な迷宮のような事件を追跡する中で、布施はソ連のスパイと名乗る謎の男・李中煥(玉置玲央)にたどり着く。李は暗殺への関与を告白し、事件の背後でうごめく超大国の謀略と、犯人しか知り得ない驚くべき供述を始めるのだった―。
引用元:https://www.nhk.or.jp/mikaiketsu/
二部 下山事件のドキュメンタリーの内容とは?
今回、取材班が入手した数百ページに渡る“極秘資料”。
そこには下山事件の知られざる姿が記されていた。当時の捜査機関が本当は何を追っていたのか。事件に関与した疑惑の人物たちが何を語っていたのか。
中でも注目すべきはソ連の諜報員、李中煥(りちゅうかん)の資料だ。これまで謎とされていた「下山総裁がどう拉致されどこで暗殺されたのか」など死への道程が詳細に語られ、検察は李の供述を事件の真相として追跡していたことが明らかに。
その後、李がアメリカの諜報機関CICに出入りし“ある密命”を受けている疑惑が浮上。供述は真実なのか、虚偽なのか・・・その境界線で捜査は翻弄されていく。この謎に包まれた「李」を知る人物が、アメリカで生きていた事が独自取材で判明。アメリカの元諜報員で、GHQの反共工作部隊、Z機関(通称キャノン機関)に所属していた人物がカメラの前で語った事とは―。さらに事件の背後で、共産主義を弱体化させるためのアメリカ諜報部隊が動いていた実態も判明。「下山事件」「三鷹事件」「松川事件」と怪事件が相次ぐ中、日本を反共の防波堤とするために暗躍していた“工作部隊”の存在とは―。
引用元:https://www.nhk.or.jp/mikaiketsu/
ドラマ【下山事件】キャスト登場人物
布施健(森山未來)
東京地検の主任検事
矢田喜美雄(佐藤隆太)
朝日新聞の記者
李中煥(玉置玲央)
ソ連のスパイと名乗る謎の男
松本清張(大沢たかお)
下山事件に迫ったノンフィクション『黒い霧』を執筆
馬場(渡部篤郎)
布施の上司
溝端淳平
前田旺志郎
森崎ウィン
【下山事件】とは?犯人は誰?「李中煥(りちゅうかん)」とは?
【下山事件】とは?
そもそも下山事件とは一体どんな事件なのでしょうか?
初代国鉄総裁・下山定則(当時47歳)が、出勤途中に立ち寄った三越で行方不明になり、東京都足立区の常磐線の線路上で約15時間後に轢死体(れき死体=列車や自動車などの車輪にひかれて死ぬこと)で見つかった事件。
事件は敗戦からわずか4年に1949年(昭和24年)に起きました。
日本は、まだGHQの占領下にあり、事件をめぐってアメリカ、当時のソ連を巻き込んでいきます。
人や物資を全国に行き渡らせる国有鉄道は、復興の大動脈でしたが、鉄道施設や車両は空襲で荒廃していました。多くの復員者や引き揚げ者を受け入れ、戦前は約20万人だった職員数が、約60万人に膨張してしまい、司令部(GHQ)から「10万人の首切り」を初代国鉄総裁の下山定則さんが命じらていて、反発する労働組合に矢面にたっていました。
引用元:https://www.yomiuri.co.jp/national/20221208-OYT1T50211/
1964年7月6日に殺人事件としての公訴時効が成立し、未解決事件となりました。
死因に関しては、遺体は損傷が激しく確実な死因の特定には至りませんでした。
死亡した下山さんの死の謎はわからないままだったことから、この背景から死因や死に関して、様々な説が唱えられてきました。
自殺
人員整理を担当していたということで、そのことを国して自殺であるという説も多く唱えられていました。
犯人は労働組合や共産主義者
人員整理に反対する労働組合や共産主義者(ソ連関係者)などが犯人である殺人
犯人は共産主義者の犯行に見せかけたアメリカ
当時、アメリカとソ連の冷戦時代であったこともあり、ソ連(共犯主義者)の犯行に見せかけるための、アメリカによる謀殺という説も浮上。
その他にも多くの説が記者や著名人たちによって唱えられていました。
謎のソ連のスパイ「李中煥」とは?
犯人と思われる男「李中煥」は取り調べで殺害の詳細を語り、ソ連のスパイだと名乗っていました。
「李中煥」は国鉄の人員整理で下山総裁が共産主義者を排除しようとしていたことへの制裁だったと自供。
では「李中煥」は犯人だったのでしょうか?殺人だったのでしょうか?
しかし他の関係者による証言から「李中煥」がソ連のスパイというのは、嘘でGHQ参加の諜報機関とつながりがあったなどの情報も入ってきて、すべての証言が根も葉もないという話もあり、事件を調べていた警察では混乱していたようでした。
そして捜査はアメリカ側の意向で打ち切られたことから、「李中煥」の正体はわからないままでした。
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