東京アラートの意味とは?意味不明で発動しないのになぜ?




緊急事態宣言が解除となっても、コロナウイルスがゼロになったわけではないので、第二波や第三波を警戒する声があがっています。

状況によっては再び、休業や自粛が必要となるかもしれず、ある基準を超えた時「東京アラート」が発動されることになりました。

「東京アラート」は自粛解除後に、感染拡大や医療崩壊を起こさないための重要なものだと思っている人も多いと思います。

しかし、5月29日に基準を超えたのに発動しないことに「意味不明!?」「東京アラートの意味がない!!!」「なんで?」「おかしい」などの批判の声が上がっています。

今回はそもそも「東京アラート」とは、どういう意味なのか?基準と言われている7つの指標について具体的に紹介しつつ、今回「東京アラート」の発動がされなかったことへのツイッターの反響、感想などをご紹介していきます。

東京アラートの意味とは?基準の7つの指標とは?

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まずは、東京アラートとは、なんでしょうか?

 感染が再び拡大局面に入り、指標が基準を超過した場合、都は独自の警戒宣言「東京アラート」を発令し、レインボーブリッジは赤色に照らされる。

点灯時間は午後8時~午前0時。都庁舎(新宿区)でも同様のライトアップを行う。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a7306642f3aacbd1768ae19a90a71e7a443bb567

東京アラートが発動される基準は、次の7つの指標があります。

①新規陽性者が1週間の平均で1日20人未満
②感染ルートが分からない人が1週間の平均で50%未満
③週単位の陽性者の増加比が1未満
④重症患者数
⑤入院患者数
⑦PCR検査の陽性率
⑦受診相談件数

これら指標を検討した上で、審議会の意見を踏まえ、ステップ0~3までの段階的な休業要請の緩和or東京アラートの発動が実施されます。

感染拡大の兆候が出た場合はレインボーブリッジを朱色に染める「東京アラート」を発動し、再要請の目安を上回った場合には再度の外出自粛・休業を訴えていくというものです。

しかし、この東京アラートが評判悪いのです。

「最大の問題点はスピード感のなさ。緊急事態宣言下の状況を『ステップ0』とし、『ステップ3』まで到達した後に自粛・休業要請を完全解除するとしていますが、次のステップに進めるか否かを2週間単位で判断するというロードマップです。つまり、ステップ2と3を経て完全解除までに要する時間は6週間。完全解除が7月になる可能性があるのです。

最終的には『専門家の意見も参考に総合的に判断する』と言っていますよね。それなら、7つの目安も必要ないのでは?と不信が募ります。

引用元:
https://news.yahoo.co.jp/articles/487952b7e8f74e73c1d9c12f8752b4d0e6b22adc

他にも段階的な解除の基準や感染状況をライトアップで知らせるやり方が、大阪のパクリっぽい?などの意見もあります。

個人的にはパクリでも意志を持って実施するのは何も問題はないかと思っています。

パクったとしたら良いものだと判断したので。

ただ、基準を設けるのでしたら、きちんと実行すべきだと思ったのですが・・・実際に基準を超えた時、驚くべき判断が下され、話題になっています。

 

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東京アラートの意味不明?発動しないって意味がない!

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東京アラートについて、小池百合子東京都知事が記者会見して数日ですが、こんなニュースが報じられました。

東京都内の感染者は4日連続で前日を上回り、感染再拡大の兆候が表れた際に都が独自に出す警戒宣言「東京アラート」の目安を超えた。ただ、都は、医療機関の逼迫(ひっぱく)状況が一時期よりも改善していることなどから、休業要請の第2段階の緩和に移行する。アラートが発令されたとしてもただちに休業要請が前の段階に戻るわけではないが、発令について都は「週明けまでの推移を見極めて判断したい」としている。

引用元:
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c1d60010bd329c57757d10b9d7ec0cb51ffc990

もし、基準を上回った場合は、総合的に判断して東京アラートを発動し、警戒を呼びかけるとしている。

ただし、例外規定として、直近1週間の感染者数が1日平均10人以下の場合は、基準を超えても参考値にできるとしている。

29日、新規感染者が20人を超えたため、この例外規定も適用されなくなった。

しかし、東京アラートが発動された場合、赤くライトアップされるレインボーブリッジは29日夜も7色のレインボーカラー。

東京アラートは、発動されなかった。

現在、ステップ1の休業要請の緩和を6月1日からステップ2に進めると表明。

これにより、劇場や映画館などのほか、新たにスポーツジムも再開が可能となる。

引用元:

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200530-00147450-fnn-soci

なんと東京アラートを発令する7つの指標のうち、3つの基準を超えてしまいました。

基準を超えてしまったことはしょうがないと思います。

しかし、基準を超えてしまっているのに、東京アラートが発動されなかったどころか、休業要請がステップ2に進められました。

ツイッターでは、「東京アラート」が発動されないことへの「意味がない」「意味不明」「おかしい」などの声が見つかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、やはりどうして発令しないのであれば「東京アラート」「7つの指標」を提示したのか??と言うことです。

だったら最初から提示しなくては良かったのでは??そういう意味で意味不明だと思うという意見が多いです。

また「東京アラート」は自粛で緩んた人たちへの警告としても発令するものだったはずなのに、緩んでいるのに、そのまま緩み続けることを認めたことになる気もします。

また「7つの指標」を超えたのに、このまま緩和をすすめていく東京都に恐怖する人も。

今、経済的な損失を取り戻そうという、流れです。確かに大事なことです。

しかし、一方で医療崩壊が心配になります。

そもそも政府が自粛と補償をセットにせずに「自粛と補償をセットにして!!」と言う言葉を無視し続けた結果、自治体に批判が集まっているような気もします。

ただ、政府は自粛と補償をセットにするつもりはないので、こういった

経済を取り戻すために、無理な自粛解除 → 医療崩壊 → 再び自粛生活 → 経済を取り戻すために、無理な自粛解除 → 医療崩壊

の繰り返しにならないか?怖いなと思う、東京アラートの発令騒動でした。

経済的な損失を取り戻すことは大事なので、経済活動をしつつ、感染拡大をさせないようにするには、経済活動をしながら、きちんと感染しないように気をつけることで、そういった意味で、最初に東京アラートを設けたのであれば、きちんと警告しつつ、経済活動をすすめていくことも必要なのかな??と思いました。

 

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東京アラートだけじゃない?小池都知事のカタカナ用語は意味不明で微妙?

小池百合子東京都知事は「東京アラート」だけでなく、キャッチーなカタカナ用語を会見などで使用して、都民にアピールしています。

これが上手い!と言う意見ある一方、批判的な声もあります。

確かに小池百合子知事は滑舌も良く、考えながら話すのではなく、言うことを即座にまとめて話すなど、さすが、カイロ大学出身!という聡明さも伺えますが、カタカナだらけで「逆にわかりづらい」と言う意見も多く出ています。

小池百合子東京都知事が使うワードは

「ソーシャルディスタンス」
「ステイホーム」
「オーバーシュート」
「ステップ〇」
「ウィズ・コロナ宣言」

などがあります。

先日のお笑い芸人「ナイツ」の漫才のネタみたいですが、すべて理解している人がそんなに多いとは思えません。


意味を紹介しましょう。

ソーシャルディスタンス

社会的距離。飛沫感染を防ぐために、人との距離を2mくらい開けましょうというもの。目安で言うと、お互い手を伸ばしても届かない距離です。

ステイホーム

感染しない、させないために「家にとどまること」を意味します。

オーバーシュート

感染者の爆発的な拡大の意味です。しかし、本来は金融用語であり、外来語ではないので、外国人にも通じていない?の説もあります。

ステップ〇

東京独自の休業要請を段階的に解除する方法で、感染の状況によって緩和となります。ステップ0~3まで設けられました。

ウィズ・コロナ宣言

ウィズとは「共に」の意味で、緊急事態宣言が解除になってもコロナウイルスがゼロになったわけではないので、コロナ以前の元の生活に戻るのではなく、感染予防を念頭に置いた生活のことを言います。

小池百合子東京都知事のカタカナ語録の評判は?

ツイッターで、小池百合子東京都知事のカタカナ語録についての評判を探してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうも、評判が良くないですね。

まさか、2017年の衆議院選挙の時の記者会見で、衆院選で希望の党に公認申請する民進党出身者のうち、リベラル派を「排除する」と発言し、この発言が原因となって、希望の党が惨敗したのがトラウマになっていて、日本語じゃなくてカタカナ英語を使うようになったとは思えませんが・・・。

言葉は生き物ですから、時代とともに変わります。

イマドキ、えもんかけ(ハンガー)や魔法瓶(ポット)、運動靴(スニーカー)、月賦(クレジット)なんて言葉を使う人は少ないでしょう。しかし、言葉は相手に伝わらないと意味がありません。都民は若者ばかりではありませんから、あまりカタカナを多用すると、高齢者に伝わるとは思えず、ひと昔前のお笑い芸人みたいになっちゃいます。

なにごとにおいても、「しすぎ」はNGかもしれません。

東京アラートが意味不明!!のまとめ

緊急事態宣言が解除になっても、コロナウイルスがゼロになったわけではないので、小池百合子東京都知事が東京独自の東京アラートを設けました。

東京アラートが発動される基準は、次の7つの指標があります。

・新規陽性者が1週間の平均で1日20人未満
・感染ルートが分からない人が1週間の平均で50%未満
・週単位の陽性者の増加比が1未満
・重症患者数
・入院患者数
・PCR検査の陽性率
・受診相談件数

これら指標を検討した上で、審議会の意見を踏まえ、ステップ0~3までの段階的な休業要請の緩和or東京アラートの発動が実施されます。

感染拡大の兆候が出た場合はレインボーブリッジを赤色に染める「東京アラート」を発動し、再要請の目安を上回った場合には再度の外出自粛・休業を訴えていくというものです。

基準を超えてしまったにもかかわらず、東京アラートが発動しなかったばかりか、休業要請の緩和がステップ2へと進んだことで、「意味ない」「カタカナが使いたかっただけ?」などの声が多く聞かれました。

東京は日本の経済、文化の中心地なので、さまざまな状況に置かれた都民に寄り添う政策、情報伝達が必要ではないでしょうか。

 

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